原詞 大利根月夜

作詞 藤田 まさと
作曲 長津 義司
唄 氷川 きよし

あれを御覧と 指さす方(かた)に
利根の流れを ながれ月
昔笑うて ながめた月も
今日は 今日は涙の顔で見る

愚痴じゃなけれど 世が世であれば
殿のまねきの 月見酒
男平手と もてはやされて
今じゃ 今じゃ浮世を三度笠

もとをただせば 侍育ち
腕は自慢の 千葉仕込み
何が不足で 大利根ぐらし
故郷(くに)じゃ 故郷じゃ妹が待つものを

夢の浮橋

作詞 吉岡 治
作曲 弦 哲也
唄 石川 さゆり
契らぬ恋でも 罪ですか
比叡おろしの 吹きさらし
つれて行ってよ
ああ つれて逃げてよ 運命のままに
冬の鳴かない こおろぎのよに
闇にすがって 泣くおさん

この世で生き恥 晒すなら
いっそあの世で 二世三世
抱いてください
ああ 抱いて崩して 束ねた髪を
帯は裂けても 心は裂けぬ
早く行かせて 浄土まで

一日一生 それでいい
生きて嬉しい 夫婦なら
明日は丹波か
ああ 明日は雪降る 近江路あたり
夢の浮橋 ふたりで渡る
おさん茂兵衛の 恋すがた

真夜中のギター

作詞 吉岡 治
作曲 河村 利夫
唄 佐藤 竹善


街のどこかに 淋しがり屋がひとり

いまにも泣きそうに ギターを弾いている

愛を失くして なにかを求めて

さまよう 似たもの同志なのね

此処へおいでよ 夜はつめたく永い

黙って夜明けまで ギターを弾こうよ


空をごらんよ 淋しがり屋の星が

なみだの尾をひいて どこかへ旅に発つ


愛を失くして なにかを求めて

さまよう 似たもの同志なのね

そっとしときよ みんな孤独でつらい

黙って夜明けまで ギターを弾こうよ

愛を失くして なにかを求めて

さまよう 似たもの同志なのね

そっとしときよ みんな孤独でつらい

黙って夜明けまで ギターを弾こうよ


ギターを弾こうよ ギターを弾こうよ

ギターを弾こうよ

シクラメンのかほり

作詞 小椋 佳
作曲 小椋 佳
唄 布施 明


真綿色した シクラメンほど

清しいものはない

出逢いの時の 君のようです

ためらいがちに かけた言葉に

驚いたように ふりむく君に

季節が頬をそめて 過ぎてゆきました


うす紅色の シクラメンほど

まぶしいものはない

恋する時の 君のようです

木もれ陽あびた 君を抱けば

淋しささえも おきざりにして

愛がいつのまにか 歩き始めました

疲れを知らない子供のように

時が二人を追い越してゆく

呼び戻すことができるなら

僕は何を惜しむだろう

うす紫の シクラメンほど

淋しいものはない

後ろ姿の 君のようです

暮れ惑う街の 別れ道には

シクラメンのかほり むなしくゆれて

季節が知らん顔して 過ぎてゆきました

疲れを知らない子供のように

時が二人を追い越してゆく

呼び戻すことができるなら

僕は何を惜しむだろう

粋な別れ

作詞 浜口庫之助
作曲 浜口庫之助
唄 石原裕次郎


一、生命に終わりがある

恋にも終わりがくる

秋には枯葉が

小枝と別れ

夕べには太陽が

空と別れる

誰も涙なんか

流しはしない

泣かないで 泣かないで

粋な別れをしようぜ

二、生命に終わりがある

恋にも終わりがくる

はかない生命は

せつなくもえて

どこか消えてゆく

煙草の煙り

恋の行方なんか

わかりはしない

追わないで 追わないで

粋な別れをしようぜ



旅笠道中

作詞 藤田まさと
作曲 大村能章
唄 東海林太郎


一、夜が冷たい 心が寒い

渡り鳥かよ 俺等の旅は

風のまにまに 吹きさらし

二、風が変れば 俺等も変る

仁義双六 丁半かけて

渡るやくざの たよりなさ

三、亭主もつなら 堅気をおもち

とかくやくざは 苦労の種よ

恋も人情も 旅の空

人形の家

作詞 なかにし礼
作曲 川口 真
唄 弘田三枝子


一、顔も見たくない程

あなたに嫌われるなんて

とても信じられない

愛が消えたいまも

ほこりにまみれた 人形みたい

愛されて 捨てられて

忘れられた 部屋のかたすみ

私はあなたに 命をあずけた


二、あれはかりそめの恋

心のたわむれだなんて

なぜか思いたくない

胸がいたみすぎて

ほこりまみれた 人形みたい

待ちわびて 待ちわびて

泣きぬれる 部屋のかたすみ

私はあなたに 命をあずけた

私はあなたに 命をあずけた


上手に口説いて くれたなら

今すぐ返事が 出来るのに

大事な時には うつむいて

お酒の匂い 嗅いでいる


ジョークもいわずに 歌わずに

静かに笑って いるけれど

少ない言葉は すべてみな

真実なのは わかってる

蝶々でないし 孔雀でないし

香り自慢の 花でなし

ただの人間 ただの男の

そんなあんたが 大好きなのさ


少しはきれいに 飾ったら

結構もてると 思うのに

かまわぬ身なりで 野暮をする

もてない方が 気楽だと


何かがあったら 手をひろげ

私を守ってくれそうな

何かがあったら 抱き上げて

私を運びそうなひと

蝶々でないし 孔雀でないし

香り自慢の 花でなし

ただの人間 ただの男の

そんなあんたが 大好きなのさ


ただの人間 ただの男の

そんなあんたが 大好きなのさ




長良の萬サ

出がけ半升 上がって二升

長良の萬サの 仕事酒

土手の桜が ほころぶ頃は

春にこがれる 五月鱒

夜明け間近の 一番川に

胸までつかって 胸までつかって


エイ! 竿を振る 竿を振る


(語り)生まれついての 川漁師や

川の顔見りゃなんでもわかる

川は自然のまんまがええんや

なぶると危のうなるんや

なぶるとあかん

なぶるとあかん

二間四尺 段巻竿は

長良の萬サの 夢を釣る

釣れば暴れる 世話など焼かす

鮎はおなごと よく似てる

きつい雪水 船などいらぬ

無理と竿とが 無理と竿とが


エイ! あればいい あればいい

川の獲物は 授かりものよ

縁と運との 宝物

女房おまえに 釣られた俺が

長良ひとすじ いのちひとすじ


エイ! さかな釣る 夢を釣る

真赤な太陽

作詞 吉岡 治
作曲 原 信夫
唄 美空ひばり,ジャッキー吉川とブルー・コメッツ


一、まっかに燃えた 太陽だから

真夏の海は 恋の季節なの

渚をはしる ふたりの髪に

せつなくなびく 甘い潮風よ

はげしい愛に 灼けた素肌は

燃えるこころ 恋のときめき

忘れず残すため

まっかに燃えた 太陽だから

真夏の海は 恋の季節なの

二、いつかは沈む 太陽だから

涙にぬれた 恋の季節なの

渚に消えた ふたりの恋に

砕ける波が 白く目にしみる

くちづけかわし 永遠を誓った

愛の孤独 海にながして

はげしく身をまかす

いつかは沈む 太陽だから

涙にぬれた 恋の季節なの

恋の季節なの 恋の季節なの

恋の季節なの 恋の季節なの


雪の降る町を

作詞 内村直也
作曲  中田喜直
唄 高 英男


一、雪の降る町を 雪の降る町を

思い出だけが 通りすぎてゆく

雪の降る町を 遠い国から落ちてくる

この思い出を この思い出を

いつの日か包まん

あたたかき しあわせのほほえみ

二、雪の降る町を 雪の降る町を

足音だけが 追いかけてゆく

雪の降る町を ひとり心に満ちてくる

この悲しみを この悲しみを

いつの日かほぐさん

緑なす春の日の そよかぜ


夜霧よ今夜もありがとう

作詞 浜口庫之助
作曲 浜口庫之助
唄 石原裕次郎


一、しのび会う恋を つつむ夜霧よ

知っているのか ふたりの仲を

晴れて会える その日まで

かくしておくれ 夜霧 夜霧

僕等はいつも そっと言うのさ

夜霧よ今夜もありがとう


二、夜更けの街に うるむ夜霧よ

知っているのか 別れのつらさ

いつか二人で つかむ幸せ

祈っておくれ 夜霧 夜霧

僕等はいつも そっと言うのさ

夜霧よ今夜もありがとう


お嫁においで

作詞 岩谷時子
作曲 弾 厚作
唄 加山雄三


一、もしもこの舟で

君の幸せ 見つけたら

すぐに帰るから 僕のお嫁においで

月もなく淋しい 闇い夜も

僕にうたう 君の微笑み

舟が見えたなら ぬれた身体で

駈けてこい 珊瑚でこさえた

紅い指輪あげよう

二、もしもこの海で

君の幸せ 見つけたら

すぐに帰るから 僕のお嫁においで

波も夢を見てる 星の夜は

僕にゆれる 君のささやき

舟が見えたなら ぬれた身体で

とんでこい 空へ抱きあげて

もえるくちづけしよう



恋のバカンス

作詞 岩谷時子
作曲 宮川 泰
唄 ザ・ピーナッツ


ためいきの出るような

あなたのくちづけに

甘い恋を夢みる

乙女ごころよ

金色にかがやく

熱い砂のうえで

裸で恋をしよう

人魚のように

陽にやけた ほほよせて

ささやいた 約束は

二人だけの 秘めごと

ためいきが 出ちゃう

ああ 恋のよろこびに

バラ色の月日よ

はじめてあなたを見た

恋のバカンス

陽にやけた ほほよせて

ささやいた 約束は

二人だけの 秘めごと

ためいきが 出ちゃう

ああ 恋のよろこびに

バラ色の月日よ

はじめてあなたを見た

恋のバカンス


船頭小唄

作詞 野口雨情
作曲 中山晋平


一、おれは河原の 枯れすすき

同じお前も 枯れすすき

どうせ二人は この世では

花の咲かない 枯れすすき

二、死ぬも生きるも ねえおまえ

水の流れに 何変わろ

おれもお前も 利根川の

船の船頭で 暮らそうよ

三、なぜに冷たい 吹く風が

枯れたすすきの 二人ゆえ

熱い涙の 出た時は

汲んでおくれよ お月さん


希望

作詞 藤田敏雄
作曲 いずみたく
唄 岸 洋子


一、希望という名の あなたをたずねて

遠い国へと また汽車にのる

あなたは昔の あたしの思い出

ふるさとの夢 はじめての恋

けれどあたしが 大人になった日に

黙ってどこかへ 立ち去ったあなた

いつかあなたに また逢うまでは

あたしの旅は 終りのない旅

二、希望という名の あなたをたずねて

今日もあてなく また汽車にのる

あれからあたしは ただ一人きり

明日はどんな 町につくやら

あなたのうわさも 時折り聞くけど

見知らぬ誰かに すれちがうだけ

いつもあなたの 名を呼びながら

あたしの旅は 返事のない旅

三、希望という名の あなたをたずねて

寒い夜更けに また汽車にのる

悲しみだけが あたしの道連れ

となりの席に あなたがいれば

涙ぐむとき そのとき聞こえる

希望という名の あなたのあの唄

そうよあなたに また逢うために

あたしの旅は いままた始まる

名月赤城山

作詞 矢島寵児
作曲 菊地 博
唄 東海林太郎


一、男ごころに 男が惚れて

意気がとけ合う 赤城山

澄んだ夜空の まんまる月に

今宵横笛 誰が吹く

二、意地の筋金 度胸のよさも

いつか落目の 三度笠

云われまいぞえ やくざの果てと

さとるわらじに 散る落葉

三、渡る雁がね 乱れてないて

明日はいずこの ねぐらやら

心しみじみ 吹く横笛に

またも騒ぐか 夜半の風


ジェラシー

作詞 井上陽水
作曲 井上陽水
唄 井上陽水


ジェラシー 愛の言葉は

愛の裏側 ジェラシー


窓辺にたたずんでる 君を見てると

長い年月に 触れたような気がする

夕焼けの空のどこかで

忘れた愛が忍び込む

流れるのは 涙ではなく汗

君によせる愛は ジェラシー

春風吹き 秋風が吹き さみしいと言いながら

君によせる愛は ジェラシージェラシー


はまゆりが咲いている ところをみると

どうやら僕等は 海に来ているらしい

ハンドバックの とめがねが

はずれて化粧が散らばる

波がそれを 海の底へ引き込む

ジェラシー 愛の言葉は

愛の裏側 ジェラシー

ワンピースを重ね着する 君の心は

不思議な世界を さまよい歩いていたんだ

誰にも云えないことがある

泣く泣く僕も空を見る

むなさわぎで 夏が来るのが恐い

君によせる愛は ジェラシー

春風吹き 秋風が吹き 悲しみに暮れながら

君によせる愛は ジェラシー

君によせる愛は ジェラシー

ジェラシー オー ジェラシー


旅の宿

作詞 岡本おさみ
作曲 吉田 拓郎
唄 吉田 拓郎


一、浴衣のきみは尾花の簪

熱燗徳利の 首つまんで

もういっぱい いかがなんて

みょうに色っぽいね

二、ぼくはぼくで あぐらをかいて

きみの頬と耳は まっかっか

ああ 風流だなんて

ひとつ俳句でもひねって


三、部屋の灯を すっかり消して

風呂のあがりの髪 いい香り

上弦の月だったっけ

ひさしぶりだね 月見るなんて

四、ぼくはすっかり 酔っちまって

きみの膝枕に うっとり

もう飲みすぎちまって

きみを抱く気にも なれないみたい


花の首飾り

作詞 菅原房子
補作詞 なかにし礼
作曲 すぎやまこういち
唄 ザ・タイガース


花咲く娘たちは 花咲く野辺で

ひな菊の花の首飾り やさしく編んでいた

おお 愛のしるし 花の首飾り

私の首に かけておくれよ

あなたの腕が からみつくように

花つむ娘たちは 日暮れの森の

湖に浮かぶ白鳥に 姿をかえていた

おお 愛のしるし 花の首飾り

私の首に かけてください

はかない声で 白鳥は云った

涙の白鳥に 花の首飾り

かけた時嘆く白鳥は 娘になりました

おお 愛のしるし 花の首飾り

おお 愛のしるし 花の首飾り


八月の濡れた砂

作詞 吉岡 オサム
作曲 むつ ひろし
唄 石川 セリ


私の海を 真赤にそめて

夕陽が血潮を 流しているの

あの夏の光と影は

どこへ行ってしまったの

悲しみさえも 焼きつくされた

私の夏は 明日もつづく

打ち上げられた ヨットのように

いつかは愛も くちるものなのね
あの夏の光と影は

どこへ行ってしまったの

思い出さえも 残しはしない

私の夏は 明日もつづく

あの夏の光と影は

どこへ行ってしまったの

思い出さえも 残しはしない

私の夏は 明日もつづく


いい日旅立ち

作詞 谷村新司
作曲 谷村新司
唄 山口百恵


一、雪解け真近の 北の空に向い

過ぎ去りし日々の 夢を叫ぶとき

帰らぬ人達  熱い胸をよぎる

せめて今日から一人きり 旅に出る

ああ 日本のどこかに

私を待ってる人がいる

いい日旅立ち 夕焼けをさがしに

母の背中で聞いた歌を 道連れに


二、岬のはずれに 少年は魚つり

青いすすきの小径を 帰るのか

私は今から 想い出を創るため


砂に枯木で書くつもり“さよなら”と

ああ 日本のどこかに

私を待ってる人がいる

いい日旅立ち 羊雲をさがしに

父が教えてくれた歌を 道連れに


ああ 日本のどこかに

私を待ってる人がいる

いい日旅立ち 幸せをさがしに

子供の頃に歌った歌を 道連れに



逢いたくて逢いたくて

作詞 岩谷時子
作曲 宮川 泰
唄 園 まり


一、愛したひとは あなただけ

わかっているのに

心の糸がむすべない ふたりは恋人

すきなのよ すきなのよ

くちづけを してほしかったのだけど

せつなくて 涙がでてきちゃう


二、愛の言葉も 知らないで

さよならした人

たった一人のなつかしい 私の恋人

耳もとで 耳もとで

大好きと 言いたかったのだけど

はずかしくて 笑っていたあたし

三、愛されたいと くちびるに

指を噛みながら

眠った夜の夢にいる こころの恋人

逢いたくて 逢いたくて

星空に よんでみるのだけど

淋しくて 死にたくなっちゃうわ


ペッパー警部

作詞 阿久 悠
作曲 都倉 俊一
唄 ピンク・レディー


一、ペッパー警部 邪魔をしないで

ペッパー警部

私たちこれから いいところ

あなたの言葉が 注射のように

私の心にしみている ああ きいている

むらさきいろした たそがれ時が

グラビアみたいに 見えている

ああ 感じてる その時なの

もしもし君たち 帰りなさいと

二人をひきさく声がしたのよ アアア

ペッパー警部 邪魔をしないで

ペッパー警部

私たちこれから いいところ


二、ペッパー警部 邪魔をしないで

ペッパー警部

私たちこれから いいところ

愛しているよと 連発銃が

私を殺してしまいそう ああ 負けそうよ

都会の空では 奇跡のような

星空ひろがる 夏の夜

ああ 夢みたい その時なの

もしもし君たち 帰りなさいと

夢からうつつに戻されたのよ アアア

ペッパー警部 邪魔をしないで

ペッパー警部

私たちこれから いいところ

for you…

作詞 大津 あきら
作曲 鈴木 キサブロー
唄 高橋 真梨子


涙をふいて あなたの指で

気付いたの はじめて

あの頃の私 今日までの日々を

見ててくれたのは あなた


わがままばかりでごめんなさいね

恋人と別れて

あなたの部屋で 酔いつぶれてた

そんな夜もあった

想い出せば 苦笑いね

淋しさも悲しみも

あなたのそばで 溶けていった

いつもいつの日も

もしも 逢えずにいたら

歩いてゆけなかったわ

激しくこの愛つかめるなら

離さない 失くさない きっと

あなたが欲しい あなたが欲しい

もっと奪って 心を

あなたが欲しい あなたが欲しい

愛が すべてが欲しい

もしも 傷つけあって

夜明けに泣き疲れても


激しくこの愛見つけた日は

忘れない 失くさない きっと

あなたが欲しい あなたが欲しい

もっと奪って 私を

あなたが欲しい あなたが欲しい

愛が すべてが欲しい


ひとり寝の子守唄

作詞 加藤登紀子
作曲 加藤登紀子
唄 加藤登紀子


一、ひとりで寝る時にゃよォー

ひざっ小僧が寒かろう

おなごを抱くように

あたためておやりよ

二、ひとりで寝る時にゃよォー

天井のねずみが

歌ってくれるだろう

いっしょに歌えよ

三、ひとりで寝る時にゃよォー

もみがら枕を

想い出がぬらすだろう

人恋しさに

四、ひとりで寝る時にゃよォー

浮気な夜風が

トントン戸をたたき

お前を呼ぶだろう

五、ひとりで寝る時にゃよォー

夜明けの青さが

教えてくれるだろう

一人者もいいもんだと

六、ひとりで寝る時にゃよォー

ンー ララララ………

黒の舟唄

作詞 能吉利人
作曲 桜井 順
唄 長谷川きよし


一、男と女の 間には

ふかくて暗い 河がある

誰も渡れぬ 河なれど

エンヤコラ今夜も 舟を出す

R0W & ROW R0W & ROW
ふりかえるな R0W ROW

二、おまえが十七 おれ十九

忘れもしない この河に

ふたりの星の ひとかけら

ながして泣いた 夜もある

ROW & ROW ROW & ROW
ふりかえるな ROW ROW

三、あれからいくとせ 漕ぎつづけ

大波小波 ゆれゆられ

極楽見えた こともある

地獄が見えた こともある

ROW & ROW ROW & ROW
ふりかえるな ROW ROW

四、たとえば男は あほう鳥

たとえば女は わすれ貝

まっかな潮が 満ちるとき

失くしたものを 想いだす

ROW & ROW ROW & ROW
ふりかえるな ROW ROW

五、おまえとおれとの 間には

ふかくて暗い 河がある

それでもやっぱり 逢いたくて

エンヤコラ今夜も 舟を出す

ROW & ROW ROW & ROW
ふりかえるな ROW ROW

ROW & ROW ROW & ROW
ふりかえるな ROW ROW
ROW & ROW ROW & ROW
ふりかえるな ROW ROW

南国土佐を後にして

作詞 武政英策
作曲 武政英策
唄 ペギー葉山


一、南国土佐を 後にして

都へ来てから 幾歳ぞ

思い出します 故郷の友が

門出に歌った よさこい節を

〓土佐の高知の ハリマヤ橋で

坊さんかんざし 買うをみた

二、月の浜辺で 焚火を囲み

しばしの娯楽の 一時を

わたしも自慢の 声張り上げて

歌うよ土佐の よさこい節を

〓みませ見せましょ 浦戸をあけて

月の名所は 桂浜

三、国の父さん 室戸の沖で

鯨釣ったと 言う便り

わたしも負けずに 励んだ後で

歌うよ土佐の よさこい節を

〓言うたらいかんちや おらんくの池に

潮吹く魚が 泳ぎよる

よさこい よさこい

東京の花売娘

作詞 佐々詩生
作曲 上原げんと
唄 岡 晴夫


一、青い芽を吹く 柳の辻に

花を召しませ 召しませ花を

どこか寂しい 愁いを含む

瞳いじらし あの笑くぼ

ああ東京の 花売娘


二、夢を見るよに 花篭抱いて

花を召しませ 召しませ花を

小首かしげりゃ 広重えがく

月も新たな 春の宵

ああ東京の 花売娘


三、ジャズが流れる ホールの灯かげ

花を召しませ 召しませ花を

粋なジャンバー アメリカ兵の

影を追うよな 甘い風

ああ東京の 花売娘

カスバの女

作詞 大高 ひさを
作曲 久我山 明
唄 工藤 静香


涙じゃないのよ 浮気な雨に

ちょっぴりこの頬 濡らしただけさ

ここは地の果て アルジェリヤ

どうせカスバの 夜に咲く

酒場の女の うす情け


歌ってあげましょ わたしでよけりゃ

セーヌのたそがれ 瞼の都

花はマロニエ シャンゼリゼ

赤い風車の 踊り子の

いまさらかえらぬ 身の上を


貴方もわたしも 買われた命

恋してみたとて 一夜の火花

明日はチェニスかモロッコか

泣いて手をふる うしろ影

外人部隊の 白い服

さくら貝の歌

作詞 土屋花情
作曲 八洲秀章
唄 岡本敦郎


一、美しき 桜貝一つ

去り行ける 君にささげん

この貝は 去年の浜辺に

われ一人 ひろいし貝よ


二、ほのぼのと うす紅染むるは

わが燃ゆる さみし血潮よ

はろばろと かよう香りは

君恋うる 胸のさざなみ


ああなれど 我が想いははかなく

うつし世の なぎさに果てぬ

あざみの歌

作詞 横井 弘
作曲 八洲秀章
唄 伊藤久男


一、山には山の 愁いあり

海には海の 悲しみや

ましてこころの 花ぞのに

咲きしあざみの 花ならば


二、高嶺の百合の それよりも

秘めたる夢を ひとすじに

くれない燃ゆる その姿

あざみに深き わが想い


三、いとしき花よ 汝はあざみ

こころの花よ 汝はあざみ

さだめの 径は はてなくも

香れよせめて わが胸に

むらさき小唄

作詞 佐藤惣之助
作曲 阿部武雄
唄 東海林太郎


一、流す涙が お芝居ならば

何の苦労も あるまいに

濡れて燕の 泣く声は

あわれ浮名の 女形

二、好いちゃいけない 好かれちゃならぬ

仇なひとよの 浮気舟

乗せて流れて いつまでか

しのび逢うのも 恋じゃない

三、嘘か真か 偽むらさきか

男心を 誰か知る

散るも散らすも 人の世の

命さびしや 薄ぼたん

別れの一本杉

作詞 高野公男
作曲 船村 徹
唄 春日八郎


一、泣けた 泣けた

こらえきれずに 泣けたっけ

あの娘と別れた 哀しさに

山のかけすも 鳴いていた

一本杉の

石の地蔵さんのよ 村はずれ

二、遠い 遠い

想い出しても 遠い空

必ず東京へ ついたなら

便りおくれと 云った娘

りんごのような

赤い頬っぺたのよ あの泪

三、呼んで 呼んで

そっと月夜にゃ 呼んでみた

嫁にもゆかずに この俺の

帰りひたすら 待っている

あの娘はいくつ

とうに二十はよ 過ぎたろに

愛して愛して愛しちゃったのよ

作詞 浜口庫之助
作曲 浜口庫之助
唄 田代美代子,和田弘とマヒナ・スターズ


一、愛しちゃったのよ

愛しちゃったのよ

あなただけを 死ぬ程に

愛しちゃったのよ

愛しちゃったのよ

ねてもさめても ただあなただけ

生きているのが

つらくなるよな長い夜

こんな気持は

誰もわかっちゃくれない

愛しちゃったのよ

愛しちゃったのよ

あなただけを 生命をかけて


二、いつからこんなに

いつからこんなに

あなたを好きになったのか

どうしてこんなに

どうしてこんなに

あなたのために 苦しいのかしら

もしもあなたが

居なくなったらどうしよう

私一人じゃ

とても生きちゃゆけない

愛しちゃったのよ

愛しちゃったのよ

あなただけを 生命をかけて

生命をかけて

生命をかけて………


野崎小唄

作詞 今中楓溪
作曲 大村能章
唄 東海林太郎


一、野崎参りは 屋形船でまいろ

どこを向いても 菜の花ざかり

粋な日傘にゃ 蝶々もとまる

呼んで見ようか 土手の人

二、野崎参りは 屋形船でまいろ

お染久松 切ない恋に

残る紅梅 久作屋敷

今も降らすか 春の雨


三、野崎参りは 屋形船でまいろ

音にきこえた 観音ござる

お願かけよか うたりょか滝に

滝は白絹 法の水

珍島物語

作詞 中山 大三郎
作曲 中山 大三郎
唄 天童 よしみ


海が割れるのよ 道ができるのよ
島と島とが つながるの
こちら珍島から あちら芽島里まで
海の神様 カムサハムニダ
霊登サリの 願いはひとつ
散り散りになった 家族の出会い
ねえ わたしここで 祈っているの
あなたとの 愛よふたたびと

遠くはなれても こころあたたかく
あなた信じて 暮らします
そうよいつの日か きっと会えますね
海の神様 カムサハムニダ
ふたつの島を つないだ道よ
はるかに遠い 北へとつづけ
ねえ とても好きよ 死ぬほど好きよ
あなたとの 愛よとこしえに

霊登サリの 願いはひとつ
散り散りになった 家族の出会い
ねえ わたしここで 祈っているの
あなたとの 愛よふたたびと

矢切の渡し

作詞 石本美由起
作曲 船村 徹
唄 細川たかし


一、「つれて逃げてよ……」
「ついておいでよ……」
夕ぐれの雨が降る 矢切の渡し
親のこころに そむいてまでも
恋に生きたい ふたりです

二、「見すてないでね……」
「捨てはしない……」
北風が泣いて吹く 矢切の渡し
噂かなしい 柴又すてて
舟にまかせる さだめです

三、「どこへ行くのよ……」
「知らぬ土地だよ……」
揺れながら艪が咽ぶ 矢切の渡し
息を殺して 身を寄せながら
明日へ漕ぎだす 別れです


北国の春

作詞 いではく
作曲 遠藤 実
唄 千 昌夫


一、白樺 青空 南風
こぶし咲くあの丘北国の ああ北国の春
季節が都会では わからないだろと
届いたおふくろの 小さな包み
あの故郷へ 帰ろかな 帰ろかな

二、雪どけ せせらぎ 丸木橋
からまつの芽がふく北国の ああ北国の春
好きだとおたがいに いいだせないまま
別れてもう五年 あの娘はどうしてる
あの故郷へ 帰ろかな 帰ろかな

三、やまぶき 朝霧 水車小屋
わらべ唄きこえる北国の ああ北国の春
あにきもおやじ似で 無口なふたりが
たまには酒でも 飲んでるだろか
あの故郷へ 帰ろかな 帰ろかな

酒よ

作詞 吉 幾三
作曲 吉 幾三
唄 吉 幾三


一、涙には幾つもの 想い出がある

心にも幾つかの 傷もある

ひとり酒 手酌酒 演歌を聞きながら

ホロリ酒 そんな夜も

たまにゃ なァいいさ


二、あの頃を振り返りゃ 夢積む船で

荒波に向ってた 二人して

男酒 手酌酒 演歌を聞きながら

なァ酒よ お前には

わかるか なァ酒よ


三、飲みたいよ浴びるほど 眠りつくまで

男には明日がある わかるだろう

詫びながら 手酌酒 演歌を聞きながら

愛してる これからも

わかるよ なァ酒よ


詫びながら 手酌酒 演歌を聞きながら

愛してる これからも

わかるよ なァ酒よ

わかるよ なァ酒よ



つぐない

作詞 荒木とよひさ
作曲 三木たかし
唄 テレサ・テン


一、窓に西陽が あたる部屋は
いつもあなたの 匂いがするわ
ひとり暮らせば 想い出すから
壁の傷も残したまま おいてゆくわ
愛をつぐなえば 別れになるけど
こんな女でも 忘れないでね
やさしすぎたのあなた
子供みたいなあなた
あすは他人同志に なるけれど

二、心のこりは あなたのこと
少し煙草も ひかえめにして
過去にしばられ 暮らすことより
わたしよりも可愛い人 探すことよ
愛をつぐなえば 重荷になるから
この町を離れ 暮らしてみるわ
お酒のむのもひとり
夢を見るのもひとり
あすは他人同志に なるけれど

愛をつぐなえば 別れになるけど
こんな女でも 忘れないでね
やさしすぎたのあなた
子供みたいなあなた
あすは他人同志に なるけれど



氷雨

作詞 とまりれん
作曲 とまりれん
唄 佳山明生


一、飲ませてください もう少し
今夜は帰らない 帰りたくない
誰が待つと言うの あの部屋で
そうよ誰もいないわ 今では
唄わないで下さい その歌は
別れたあの人を 想い出すから
飲めばやけに 涙もろくなる
こんなあたし 許して下さい
外は冬の雨 まだやまぬ
この胸を濡らすように
傘がないわけじゃ ないけれど
帰りたくない
もっと酔うほどに飲んで
あの人を忘れたいから

二、私を捨てた あの人を
今更くやんでも 仕方ないけど
未練ごころ消せぬ こんな夜
女ひとり飲む酒 わびしい
酔ってなんかいないわ 泣いてない
タバコのけむり 目にしみただけなの
私酔えば 家に帰ります
あなたそんな 心配しないで
外は冬の雨 まだやまぬ
この胸を濡らすように
傘がないわけじゃ ないけれど
帰りたくない
もっと酔うほどに飲んで
あの人を忘れたいから
忘れたいから




氷雨

作詞 とまりれん
作曲 とまりれん
唄 佳山明生


一、飲ませてください もう少し
今夜は帰らない 帰りたくない
誰が待つと言うの あの部屋で
そうよ誰もいないわ 今では
唄わないで下さい その歌は
別れたあの人を 想い出すから
飲めばやけに 涙もろくなる
こんなあたし 許して下さい
外は冬の雨 まだやまぬ
この胸を濡らすように
傘がないわけじゃ ないけれど
帰りたくない
もっと酔うほどに飲んで
あの人を忘れたいから

二、私を捨てた あの人を
今更くやんでも 仕方ないけど
未練ごころ消せぬ こんな夜
女ひとり飲む酒 わびしい
酔ってなんかいないわ 泣いてない
タバコのけむり 目にしみただけなの
私酔えば 家に帰ります
あなたそんな 心配しないで
外は冬の雨 まだやまぬ
この胸を濡らすように
傘がないわけじゃ ないけれど
帰りたくない
もっと酔うほどに飲んで
あの人を忘れたいから
忘れたいから

居酒屋

作詞 阿久悠
作曲 大野克夫
唄  五木ひろし,木の実ナナ


(男)もしも きらいでなかったら
何か一杯 のんでくれ
(女)そうね ダブルのバーボンを
遠慮しないで いただくわ
(男)名前をきくほど 野暮じゃない
まして 身の上話など
(女)そうよ たまたま 居酒屋で
横にすわっただけだもの

(男女)絵もない 花もない
歌もない 
飾る言葉も 洒落もない
そんな居酒屋で

(男)外へ出たなら 雨だろう
さっき 小雨がパラついた
(女)いいわ やむまで 此処にいて
一人グイグイ のんでるわ
(男)それじゃ 朝までつき合うか
悪い女と知り合った
(女)別に 気にすることはない
あなた さっさと帰ってよ

(男女)絵もない 花もない
歌もない 
飾る言葉も 洒落もない
そんな居酒屋で


五番街のマリーへ

作詞 阿久 悠
作曲 都倉俊一
唄 ペドロ&カプリシャス


一、五番街へ行ったならば マリーの家へ行き
どんなくらし しているのか
見て来てほしい
五番街は古い町で 昔からの人が
きっと住んで いると思う
たずねてほしい
マリーという娘と 遠い昔にくらし
悲しい思いをさせた それだけが気がかり
五番街でうわさをきいて もしも嫁に行って
今がとてもしあわせなら 寄らずにほしい

二、五番街へ行ったならば マリーの家へ行き
どんなくらし しているのか
見て来てほしい
五番街で住んだ頃は 長い髪をしてた
可愛いマリー 今はどうか
しらせてほしい
マリーという娘と 遠い昔にくらし
悲しい思いをさせた それだけが気がかり
五番街は近いけれど とても遠いところ
悪いけれどそんな思い 察してほしい



作詞 仁井谷俊也
作曲 徳久広司
唄 長山洋子


生命を燃やす 季節は短い
まして女の 綺麗な時期は
夏の夕暮れ 人恋しさに
焦がれ鳴きする 蜩のようです

言葉で愛を 語れたら
手紙に愛を 綴れたら
ああ あなた
死んだら涙 流してくれますか
冷たい躰 抱きしめてくれますか

こんなにあなた 愛しているのに
運命の垣根が 越えられません
夏の終わりを 惜しんで鳴いて
愛が掠れた 蜩のようです

ふたりで夢を 探せたら
こころに夢を 描けたら
ああ あなた
見つめることも 叶わぬ恋ですか
忘れることが 真実の愛ですか

言葉で愛を 語れたら
手紙に愛を 綴れたら
ああ あなた
死んだら涙 流してくれますか
冷たい躰 抱きしめてくれますか



花のワルツ

作詞 たか たかし
作曲 徳久 広司
唄 藤 あや子


夢で逢いたい抱かれたい
あなたの愛の 陽だまりに
花よ、花、花 散らないで
この世に生きる不条理に
おし流されてしまいそう

泣いちゃいけないよわ虫と
わたしの髪を 撫でた人
雨よ、雨、雨 降らないで
こころに酒がしみる夜は
グラスが泣いてさみしがる

めぐり逢いたいしあわせに
おんなの涙 夢しずく
花よ、花、花 泣かないで
流れにうかぶ水草も
ちいさな春を胸に抱く



ひとり酒

作詞 たか たかし
作曲 水森 英夫
唄 伍代 夏子


あなたと肩を並べて飲んだ
お酒が恋しい 雨降る路地は
おまえと呼ばれて 抱かれた夜の
女のしあわせ お猪口についで
チビリチビリ
チビリチビリ
夜の居酒屋 ひとり酒

煙草のけむりがこの目にしみる
あなたの匂いを 懐いだすから
いつかは一緒と こころにきめて
捧げてつくした 女のなみだ
チビリチビリ
チビリチビリ
夜の居酒屋 ひとり酒

お酒のせいで泣くんじゃないわ
寂しいこころを わかってほしい
かなわぬ夢でも 生きてるかぎり
女の春を待つ 路地裏あかり
チビリチビリ
チビリチビリ
夜の居酒屋 ひとり酒




河内おとこ節

作詞 石本美由起
作曲 岡 千秋
唄 中村美律子


一、河内生れの 風来坊は
生きのいいのが ああ… 売りもんや
サテモ皆さま おそまつながら
ここが男の 舞台なら
太鼓叩いて 見栄を切る
喧嘩囃子の 河内ぶし

二、一に度胸や 二に人情や
後は腕ずく ああ… 腕しだい
サテモ皆さま 悪声ながら
坂田三吉 物語り
派手な掛声 頂いて
唸る男の 河内ぶし

三、馬鹿な息子と 叱ってくれる
俺の親父は ああ… 生駒山
サテモ皆さま おおそれながら
肌は鉄火の 勇み肌
グイと冷酒 飲みほして
仁義がわりの 河内ぶし



酒きずな

作詞 石本美由起
作曲 水森英夫
唄 天童よしみ


一、一度結んだ 命のきずな
結び通して どこまでも
これが二人の 生甲斐ですと
決めた心に… エエエ… 嘘はない

二、晴れて添えない この世の運命
怨む気持ちは ないものを
私独りを 残して逝った
あなたあの世は… エエエ… 遠すぎる

三、古い女と 笑われようと
肌は誰にも 許さない
月に淋しさ 打ち明けながら
なみだ杯… エエエ… 酒きずな




無言坂

作詞 市川 睦月
作曲 玉置 浩二
唄 香西 かおり


一、あの窓も この窓も 灯がともり
暖かな しあわせが 見える
一つずつ 積み上げた つもりでも
いつだって すれ違う 二人
こんな つらい恋
口に出したら 嘘になる
帰りたい 帰れない ここは無言坂
帰りたい 帰れない ひとり日暮坂

二、あの町も この町も 雨模様
どこへ行く はぐれ犬 ひとり
慰めも 言い訳も いらないわ
答えなら すぐにでも 出せる
こんな つらい恋
口を閉ざして 貝になる
許したい 許せない ここは無言坂
許したい 許せない 雨の迷い坂

帰りたい 帰れない ここは無言坂
許したい 許せない 雨の迷い坂
ここは無言坂

飢餓海峡

作詞 吉岡 治
作曲 弦 哲也
唄 石川 さゆり


ちり紙につつんだ 足の爪
後生大事に 持ってます
あんたに逢いたくなったなら
頬っぺにチクチク 刺してみる
愛して愛して 身を束ね
たとえ地獄のはてまでも 連れてって
あゝこの舟は 木の葉舟
漕いでも漕いでも たどる岸ない
飢餓海峡

一夜の逢瀬で わかります
口は重いが いい人と
遣らずの雨なら よいけれど
泣いてるみたいな 恐山
殺して殺して 爪たてて
首にあんたの手を巻いて 連れてって
あゝこの海は 赤い海
漕いでも漕いでも 戻る道ない
飢餓海峡

愛して愛して 身を束ね
たとえ地獄のはてまでも 連れてって
あゝこの舟は 木の葉舟
漕いでも漕いでも たどる岸ない
飢餓海峡



純・情歌

作詞 伊藤 薫
作曲 彩目 映
唄 石川 さゆり


これが最後と知りながら
深くあなたと結ばれて
あの日から愛せない
あなた以外誰も

ふいのあなたは通り雨
揺れて私は雨宿り
心まで濡れました
溺れるほどに

不埓な恋と
呼ばれようと恋は恋

人生もう一度だけあれば
あなたのため
祈りを込めて唄う
純・情歌

恋に焦がれて鳴く蝉は
どうせ七日の流れ星
短くも激しくも
女のようですね

きっとあの時あの橋を
いっそ二人で渡れたら
ゆきずりが一生の
絆に変わる

逢いたいあなた
せめて夢その中で

人生もう一度だけあれば
あなたのため
祈りを愛を込めて
迷わず唄う
純・情歌

Hu Hu Hu…


天城越え

作詞 吉岡 治
作曲 弦 哲也
唄 石川さゆり


一、隠しきれない 移り香が
いつしかあなたに しみついた
誰かに盗られる くらいなら
あなたを殺して いいですか
寝乱れて 隠れ宿
九十九折り 浄蓮の滝
舞い上がり 揺れおちる 肩のむこうに
あなた…… 山が燃える
何があっても もういいの
くらくら燃える 火をくぐり
あなたと越えたい 天城越え

二、口を開けば 別れると
刺さったまんまの 割れ硝子
ふたりでいたって 寒いけど
嘘でも抱かれりゃ あたたかい
わさび沢 隠れ径
小夜時雨 寒天橋
恨んでも 恨んでも からだうらはら
あなた…… 山が燃える
戻れなくても もういいの
くらくら燃える 地をはって
あなたと越えたい 天城越え

走り水 迷い恋
風の群れ 天城隧道
恨んでも 恨んでも からだうらはら
あなた…… 山が燃える
戻れなくても もういいの
くらくら燃える 地をはって
あなたと越えたい 天城越え




風の盆恋歌

作詞 なかにし礼
作曲 三木たかし
唄 石川さゆり


一、蚊帳の中から 花を見る
咲いてはかない 酔芙蓉
若い日の 美しい
私を抱いて ほしかった
しのび逢う恋 風の盆

二、私あなたの 腕の中
跳ねてはじけて 鮎になる
この命 ほしいなら
いつでも死んで みせますわ
夜に泣いてる 三味の音

三、生きて添えない 二人なら
旅に出ましょう 幻の
遅すぎた 恋だから
命をかけて くつがえす
おわら恋唄 道連れに



津軽海峡冬景色

作詞 阿久 悠
作曲 三木たかし
唄 石川さゆり


一、上野発の夜行列車 おりた時から

青森駅は 雪の中

北へ帰る人の群れは 誰も無口で

海鳴りだけを きいている

私もひとり 連絡船に乗り

こごえそうな鴎見つめ

泣いていました

ああ 津軽海峡冬景色


二、ごらんあれが竜飛岬 北のはずれと

見知らぬ人が 指をさす

息でくもる窓のガラス ふいてみたけど

はるかにかすみ 見えるだけ

さよならあなた 私は帰ります

風の音が胸をゆする

泣けとばかりに

ああ 津軽海峡冬景色


さよならあなた 私は帰ります

風の音が胸をゆする

泣けとばかりに

ああ 津軽海峡冬景色

心の酒

作詞 小椋 佳
作曲 小椋 佳
唄 石川 さゆり


楚々と飲む 心づくしの酒もあり
ぐいと飲む 心満たしの酒もある
思い出を 温めたいと 思う日に
思い出を 捨て去りたいと 思う日に

友と飲む 心重ねの酒もあり
旅と飲む 心訪ねの酒もある
二人して 出逢いの不思議 讃えたり
独りいて まだ見ぬ自分 見付けたり

ひたすらな人生ゆえに 時に惑いの 揺らめき
ひたむきな人生ゆえに 時に和みの さざめき
ほどよき酔いよ 心の酒 煌めき
芳しき夢よ 心の酒 輝き

恋と飲む 心火照りの酒もあり
夢と飲む 心かざりの酒もある
微笑みを 花盃に 見つめたり
眼差しを 遠い地平に 浮かべたり

ひたすらな人生ゆえに 時に惑いの 揺らめき
ひたむきな人生ゆえに 時に和みの さざめき
ほどよき酔いよ 心の酒 煌めき
芳しき夢よ 心の酒 輝き



ホテル港や

作詞 阿久 悠
作曲 弦 哲也
唄 石川さゆり


一、三日三晩の
祭ばやしがふと止んで
秋風が身にしむ夜に 最後の花火
これでもう何の未練もなくなったわと
うつむいて つぶやいて 涙ぐむ
ブリキのランタン 薄あかり
不幸が似合いのひとり酒
死ぬ気はないけど 生きるもつらくて
波止場町 ホテル港や

二、出船入船
人でにぎわう棧橋に
見送りの鴎が低く 輪を描く景色
此処を出て何処へ行くのも切ないからと
薄い胸 抱きしめて 身をよじる
昔を夢みる人がいて
舟唄ばかりを口ずさむ
酔う気もないけど 素面もつらくて
波止場町 ホテル港や

三、一生一度の
恋と信じたばっかりに
北国の海見て過し 無口になった
泣き癖はやっとなおって嬉しいけれど
真夜中に うずくまり 爪を切る
ひと荒れふた荒れ海鳴りに
霧笛が引き裂く静けさに
泣く気はないけど 笑うもつらくて
波止場町 ホテル港や



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大利根月夜

作詞 藤田 まさと
作曲 長津 義司
唄 氷川 きよし

あれを御覧と 指さす方(かた)に
利根の流れを ながれ月
昔笑うて ながめた月も
今日は 今日は涙の顔で見る

愚痴じゃなけれど 世が世であれば
殿のまねきの 月見酒
男平手と もてはやされて
今じゃ 今じゃ浮世を三度笠

もとをただせば 侍育ち
腕は自慢の 千葉仕込み
何が不足で 大利根ぐらし
故郷(くに)じゃ 故郷じゃ妹が待つものを

夢の浮橋

作詞 吉岡 治
作曲 弦 哲也
唄 石川 さゆり
契らぬ恋でも 罪ですか
比叡おろしの 吹きさらし
つれて行ってよ
ああ つれて逃げてよ 運命のままに
冬の鳴かない こおろぎのよに
闇にすがって 泣くおさん

この世で生き恥 晒すなら
いっそあの世で 二世三世
抱いてください
ああ 抱いて崩して 束ねた髪を
帯は裂けても 心は裂けぬ
早く行かせて 浄土まで

一日一生 それでいい
生きて嬉しい 夫婦なら
明日は丹波か
ああ 明日は雪降る 近江路あたり
夢の浮橋 ふたりで渡る
おさん茂兵衛の 恋すがた

真夜中のギター

作詞 吉岡 治
作曲 河村 利夫
唄 佐藤 竹善


街のどこかに 淋しがり屋がひとり

いまにも泣きそうに ギターを弾いている

愛を失くして なにかを求めて

さまよう 似たもの同志なのね

此処へおいでよ 夜はつめたく永い

黙って夜明けまで ギターを弾こうよ


空をごらんよ 淋しがり屋の星が

なみだの尾をひいて どこかへ旅に発つ


愛を失くして なにかを求めて

さまよう 似たもの同志なのね

そっとしときよ みんな孤独でつらい

黙って夜明けまで ギターを弾こうよ

愛を失くして なにかを求めて

さまよう 似たもの同志なのね

そっとしときよ みんな孤独でつらい

黙って夜明けまで ギターを弾こうよ


ギターを弾こうよ ギターを弾こうよ

ギターを弾こうよ

シクラメンのかほり

作詞 小椋 佳
作曲 小椋 佳
唄 布施 明


真綿色した シクラメンほど

清しいものはない

出逢いの時の 君のようです

ためらいがちに かけた言葉に

驚いたように ふりむく君に

季節が頬をそめて 過ぎてゆきました


うす紅色の シクラメンほど

まぶしいものはない

恋する時の 君のようです

木もれ陽あびた 君を抱けば

淋しささえも おきざりにして

愛がいつのまにか 歩き始めました

疲れを知らない子供のように

時が二人を追い越してゆく

呼び戻すことができるなら

僕は何を惜しむだろう

うす紫の シクラメンほど

淋しいものはない

後ろ姿の 君のようです

暮れ惑う街の 別れ道には

シクラメンのかほり むなしくゆれて

季節が知らん顔して 過ぎてゆきました

疲れを知らない子供のように

時が二人を追い越してゆく

呼び戻すことができるなら

僕は何を惜しむだろう

粋な別れ

作詞 浜口庫之助
作曲 浜口庫之助
唄 石原裕次郎


一、生命に終わりがある

恋にも終わりがくる

秋には枯葉が

小枝と別れ

夕べには太陽が

空と別れる

誰も涙なんか

流しはしない

泣かないで 泣かないで

粋な別れをしようぜ

二、生命に終わりがある

恋にも終わりがくる

はかない生命は

せつなくもえて

どこか消えてゆく

煙草の煙り

恋の行方なんか

わかりはしない

追わないで 追わないで

粋な別れをしようぜ



旅笠道中

作詞 藤田まさと
作曲 大村能章
唄 東海林太郎


一、夜が冷たい 心が寒い

渡り鳥かよ 俺等の旅は

風のまにまに 吹きさらし

二、風が変れば 俺等も変る

仁義双六 丁半かけて

渡るやくざの たよりなさ

三、亭主もつなら 堅気をおもち

とかくやくざは 苦労の種よ

恋も人情も 旅の空

人形の家

作詞 なかにし礼
作曲 川口 真
唄 弘田三枝子


一、顔も見たくない程

あなたに嫌われるなんて

とても信じられない

愛が消えたいまも

ほこりにまみれた 人形みたい

愛されて 捨てられて

忘れられた 部屋のかたすみ

私はあなたに 命をあずけた


二、あれはかりそめの恋

心のたわむれだなんて

なぜか思いたくない

胸がいたみすぎて

ほこりまみれた 人形みたい

待ちわびて 待ちわびて

泣きぬれる 部屋のかたすみ

私はあなたに 命をあずけた

私はあなたに 命をあずけた


上手に口説いて くれたなら

今すぐ返事が 出来るのに

大事な時には うつむいて

お酒の匂い 嗅いでいる


ジョークもいわずに 歌わずに

静かに笑って いるけれど

少ない言葉は すべてみな

真実なのは わかってる

蝶々でないし 孔雀でないし

香り自慢の 花でなし

ただの人間 ただの男の

そんなあんたが 大好きなのさ


少しはきれいに 飾ったら

結構もてると 思うのに

かまわぬ身なりで 野暮をする

もてない方が 気楽だと


何かがあったら 手をひろげ

私を守ってくれそうな

何かがあったら 抱き上げて

私を運びそうなひと

蝶々でないし 孔雀でないし

香り自慢の 花でなし

ただの人間 ただの男の

そんなあんたが 大好きなのさ


ただの人間 ただの男の

そんなあんたが 大好きなのさ




長良の萬サ

出がけ半升 上がって二升

長良の萬サの 仕事酒

土手の桜が ほころぶ頃は

春にこがれる 五月鱒

夜明け間近の 一番川に

胸までつかって 胸までつかって


エイ! 竿を振る 竿を振る


(語り)生まれついての 川漁師や

川の顔見りゃなんでもわかる

川は自然のまんまがええんや

なぶると危のうなるんや

なぶるとあかん

なぶるとあかん

二間四尺 段巻竿は

長良の萬サの 夢を釣る

釣れば暴れる 世話など焼かす

鮎はおなごと よく似てる

きつい雪水 船などいらぬ

無理と竿とが 無理と竿とが


エイ! あればいい あればいい

川の獲物は 授かりものよ

縁と運との 宝物

女房おまえに 釣られた俺が

長良ひとすじ いのちひとすじ


エイ! さかな釣る 夢を釣る

真赤な太陽

作詞 吉岡 治
作曲 原 信夫
唄 美空ひばり,ジャッキー吉川とブルー・コメッツ


一、まっかに燃えた 太陽だから

真夏の海は 恋の季節なの

渚をはしる ふたりの髪に

せつなくなびく 甘い潮風よ

はげしい愛に 灼けた素肌は

燃えるこころ 恋のときめき

忘れず残すため

まっかに燃えた 太陽だから

真夏の海は 恋の季節なの

二、いつかは沈む 太陽だから

涙にぬれた 恋の季節なの

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このページは、週刊読売に掲載された記事を本文のまま載せています。



喜び悲しみ・・・歩いた道を語ります
 いつのまにか年の瀬になってしまいましたが、この1997年は私にとって、一生忘れられない年になりそうです。
デビュー以来お世話になっていたホリプロから独立したのが年の初め、そして、4月にはデビュー25周年記念コンサートのスタート。
 一年かけて全国を回る計画のこのコンサート、すでに70ヶ所以上を回りましたが、どこへ行っても、超満員のお客さまの温かい拍手や声援にむかえられ、改めてファンの皆さまのありがたさを身にしみて感じています。
 中には、東京、名古屋、大阪、九州と行く先々に駆けつけてくれる方々も大勢いらっしゃいます。皆さん、昔からの私のファンで、ステージからお顔を拝見していると、どなたもついこの間までは若者だったのに、今やリッパな中年。
 ―――皆さんずいぶん年取っちゃったのねェ。
来年は40歳の大台に乗る自分自身をタナにあげ、そう思ったりしますが、同時に、
 ―――ああ、私は歌い手として、この人たちとともにずっと歩いてきたんだ。そうして、いつのまにか25年という歳月がながれたんだ・・・。
 そんな思いが胸の奥からこみあげてきます。
 「その歳月を書いてみませんか?」というお話をいただいた時、文章なんてろくに書いたことがありませんから、初めはとまどってしまいました。実際、お断りしようとも思いました。
 でも、こうして書き始めたのは、作家の水上勉先生が以前おっしゃった言葉を思い出したからです。
             ♪              ♪
 ご存じのように、水上先生はまだ少年の頃にお坊さんになられましたが、日々の修行のひとつに、高僧のあとについて、100人ほどのお坊さんがお経を唱えながら歩く行があったそうです。その行をしながら、少年の水上先生はふと気づきました。
 ―――大勢が一斉に声を出してもただ騒がしいだけで、まわりの人たちの心には届かない。一人がひとりに対してなにかを訴えてこそ、まわりの人も耳を傾ける。
 この思いが、作家になってからも先生の心に宿り、
 「だから、僕は小説を書く時、いつもひとりの人だけに向けて書いているんだよ。」
 やさしい笑顔でそうおっしゃられた時、私はハッと胸をつかれたような気がしました。大勢のお客さんの前で歌う私は、ひとりの人の心の奥深くまで届くように歌っているのだろうか。みんなに受けるような歌い方をしているんじゃないだろうか・・・。
 たったひとりの人に向けて歌う。歌い手としてはそれは、目がさめるような発見でしたが、この文章を書くにあたって思い出したのが、やはり水上先生のその言葉でした。
 ―――そうだ、文章がつたなくともいい。ひとりの読者、あなただけに向かって素直に語りかければいいんだ。そうすれば、私の本当の心が届くかもしれない・・・。
 そう自分自身にいい聞かせながらペンをとったのです。
 水上先生といえば、私には実は”宝物”があるんです。5年前の20周年の時、記念アルバムの題をご相談したところ、色紙に書いてくださったのは「道」という一文字。
 その字を前に私、生意気にも口走ってしまったのです。
 「先生、”道”って地味じゃないですか。”華”とか”雅”とかのほうが・・・・」
すると先生は静かにこうおっしゃったのです。
 「私はあなたを花より、草にたとえたいな。草は花よりもっと土に根をおろし、強くたくましい、そして可憐だよね。あなたは20年、この道を歩いてきた、そしてこれからも歩いていくんでしょ。道には石ころが転がっていたり、花が咲いていたりいろんなことがあって、道草をを食うこともある。でも、それはとても素敵なことなんだよ」
 これで”道”という言葉がすっかり好きになり、先生にいただいた色紙は私の大事な宝物になっています。
 それから5年、今度は先生に「行」という字をいただきました。「道」を「行」く。うまずたゆまず、でも焦ることなく自分の道を一歩一歩行きなさい――そんな先生の励ましが字の奥から聞こえてくるようです。
               ♪              ♪
 この25年、歌を通して様々な女性を表現してきました。耐える女、情念の女、愛らしい女・・・・でもそれは、別々の女性ではなく、私自身をふくめあらゆる女性が女性が内に秘めているものだとおもいます。
 14歳でデビュー、順風ばかりではありませんでした。下積みも経験しましたし、私生活では結婚、出産、離婚と言葉にできないほどの喜びや悲しみを味わいました。そんなひとりの人間としての変化や成長が投影されたのが、私の歌かもしれません。その意味で私にとって、歌は人生そのもののような気がします。
 この3月、25周年記念として、5枚のシングルを同時発売しました。5枚10曲、つまり10人の名だたる作詞家・作曲家の先生方が私のためにオリジナルをプレゼントして下さったのです。
 詞も曲もまったく色合いが異なる10曲を歌う私は、10人の女を演じているともいえますし、自分の中の女の要素をすべてさらけ出しているともいえます。
 たとえばメインで歌っている『歌麿』(吉岡治作詞・弦哲也作曲)には、厳しい恋が描かれています。「火を抱いて闇の中」「刃を渡るきつい恋だから」・・・・そんなフレーズと切り結ぶように私も全身でぶつかって歌い、それを和楽器が劇的に仕上げています。すごく大きな歌で、私の代表作になるような予感もあるほどです。
 もうすぐ年末、恒例の紅白歌合戦では、『歌麿』と同じ作詞・作曲家による名作『天城越え』を歌います。そして新しい年の3月いっぱいまで全国コンサートを続け、充実した25周年をしめくくりたいと思っています。
 自分の道を歩いて得る友を「道友」と呼ぶのだそうです。25年の歳月を振り返りつつ歩くこの連載、あなたも「道友」になってくださいね。
  
こころの詩を・・・石川さゆりVol-1




心一つに燃えた「天城越え」秘話 
明けましておめでとうございます。よいお年を迎えられたこととおもいます。
 私もこの一月末で40歳、不惑の年です。果たして惑うことなくやっていけるのかどうか・・・たとえ惑うことがあっても、自分の道を信じつつ歩いていこう、改めてそんな誓いを立てた元旦でした。
 ところで、大晦日のNHK紅白歌合戦、ご覧になっていただけましたか?
私にとっては20回目の出場となる記念の舞台でしたが、いっしょにステージに立つ歌い手の皆さんがどんどん若くなっているのを、年毎に感じさせられます。年齢だけでなく、歌そのものもどんどん変わっていってます。
 「歌は世につれ」といいますから、歌の世界の変化もやむをえないことでしょう。でも、どんなに時代が変わっても、そうたやすく変わらないものもあるはずです。
 たとえば、人の心。親子の絆、夫婦愛、男と女の恋や別れ・・・・そこにこめられた喜びや悲しみ、いとおしさ、切なさ、つらさ、苦しさ、迷い、未練・・・・これらはいつになってもそう変わるものとは思えません。
 ただ、歌という形をとるとき、その表現方法が時代や年齢に応じて変わってくるのではないでしょうか。その意味では、若い人たちの歌も、時代という枠の中で、自分たちの心を自分なりに表現しているのかもしれませんね。
                            ♪
プロの芸を見せてくれよ!
 20回目の紅白歌合戦で私は『天城越え』(吉岡治作詞・弦哲也作曲)を歌いました。11年前にも歌ったこの歌は、初出場のときの『津軽海峡・冬景色』と並んで、私の代表曲と呼ばれ、ファンの方たちにも最も親しまれています。
親しまれると同時に、『天城越え』についてよく耳にするのは「いざカラオケで歌うとなると、すごく難しい歌」という感想です。
 そんな感想を聞くたび、私自身、「そうだろうなァ」と思います。というのも、この歌をいただいたとき、作詞の吉岡先生は、まず、こうおっしゃったのです。
 「カラオケの人がとても歌えないような、これがプロの芸だ、というものを、この歌で見せてくれよ」
カラオケ好きの方には、ずいぶん意地悪な言葉かもしれませんが、先生の真意はもちろん、意地悪にあるわけではありません。
 演歌がすこし元気のないこの時代、いままでにない歌を作ろう、そのために歌い手の私も、自分の持てる力を全部そそぎこめという意味です。
 実際、この『天城越え』という歌にかける先生の意気込みはすごいものでしたが、それは吉岡先生だけじゃなく、作曲の弦先生、ディレクターの中村一好さん、みんな、同じでした。
 歌の舞台になる伊豆の宿に皆さんでこもり、議論を重ね想いを練ったあげく、出た結論は、「これまでの石川さゆりを壊す。良妻賢母のイメージをぶち壊そう」―――なんともコワい話だったのです。
 可愛想なのは、そんな”密約”を知る由もない私、できあがった歌詞を見せられ、呆然としてしまいました。
 新しい歌詞をいただくたびに、それをバラバラにほぐしながら、自分なりに主人公の女性をイメージし、それを組み立てていくのが、私のやり方です。
 ところが、目の前に突きつけられたのは、夫の不倫現場に踏み込み、修羅場を演じる妻がテーマの歌詞・・・・中でもあとですっかり有名になったフレーズ、「誰かにとられるくらいなら あなたを殺していいですか」
―――こんな言葉を口にする女性を、いったいどうイメージすればいいのだろう。とても私には歌えない・・・・
 といって、プロの歌い手である以上、いただいた歌を投げ出すわけにはいきません。数え切れないほど歌詞を読み返しながら、懸命にその世界に入っていこうとしました。一方でそれは、女としての自分の無意識の部分、闇の領域に入り込むような作業・・・・


「紅白のトリ」をとらせるぞ
 『天城越え』の歌詞と苦闘したのは、私だけではありませんでした。作曲の弦先生も同じだったのです。あとで知ったことですが、当時、作曲家に転身してまもなかった先生は、この歌に作曲家としてのご自身の将来をかけておられたのです。
 中村ディレクターもまた、「この歌でさゆりに、初の紅白のトリをとらせてみせる」という意気込みに燃え、和楽器を取り入れるなど、工夫に工夫を重ねていました。
 こういう全員の思いが結集してできあがったのが、昭和の名曲のひとつともいわれる『天城越え』だったのです。
いま思い出してみても、あのときの全員の熱い思い、それはすさまじいものでした。たがいに力を合わせる反面、これはギリギリの闘いです。最高の表現を得るために、それぞれがたがいに渾身の力をふり絞るのです。
 ですから歌手にとって、作詞家、作曲家、ディレクター、さらに編曲の先生もふくめ、皆さん実に心強いチームメイトであると同時に、手強い闘い相手でもあるのです。
 そういう相手に恵まれた私は、本当に幸せな歌い手、しみじみそう思います。
 こんなプロセスを経て生まれた『天城越え』ですが、私自身は「カラオケの人が歌えないような」歌い方を意識して歌っているわけではありません。
 ほかの歌も同じですが、自分の中のイメージをいっぱいにふくらませ、曲にこめらられた思いを聴いてくださる方に伝えようと、ひたすら念じて歌っています。
 余談ですが、「『天城越え』を歌う会」というのがあるんです。女優の浅丘ルリ子さん、加賀まりこさんら、この歌が好きな方たちの集まりです。私も一度お招きいただきましたが、どなたもご自分の『天城越え』にしていらっしゃり、逆に教えられたものでした。
 歌は世に出たときから、独り立ちします。あなたも、難しいなどと思わず、どうぞ、歌ってみてくださいね。

こころの詩を・・・石川さゆりVol-2


島倉千代子さんにあこがれて・・・
ふるさと―――だれもが心に秘めている自分だけの”心のふるさと”。
 地方から東京や大阪など大都会に出てきた人たちはもちろん、生まれ育った土地にずっと住む人にとっても、心のふるさとというものがあるのではないでしょうか。
 幼いころの自分をつつんでいた自然や人との触れ合い、町のたたずまい、お母さんの手料理・・・・そういう何でもないものが、本人にとってはかけがえのない心のふるさと、そんな気がします。
 私のふるさとは、熊本県飽託郡というところです。今はすっかり熊本市のベッドタウンになっていますが、当時は一面に田園が広がるのどかな農業地帯でした。野菜や果物の栽培が盛んで、「肥後でこ茄子」は今も全国的に知られる特産物です。
 昭和33年(1958)1月30日、長女として生まれた私は、幼稚園のころまでは父の実家に住んでいました。
 家の前がバスの停留所で、私の家でタバコやバスの切符を売っていました。その売り場というのが、テレビの画面のような小さな四角の窓口になっていたんです。
 で、二、三歳の私がそこに立つと、ちょうど顔から胸のあたりまでが外から見えるわけです。つまり、テレビ画面に映っている感じですね。
 この窓口が、私の歌手への道のスタートだったのです。

バス停前でミニコンサート
 バスの発車時刻が近づき、目の前のバス停に人が並び始めると、店番をしている祖母が幼児の私を呼び、
 「ほら、歌ってごらん」
 といいます。司会ですね。呼ばれた私はとことこ歩いて窓口の前に立ち、胸を張って歌い出します。歌は決まって島倉千代子さんの「恋しているんだもン」。二、三歳の私にとって、これが最初から最後まで歌える唯一のレパートリーだったのです。
 母が島倉さんの大ファン、しょっちゅうこの歌を口ずさんでいましたから、私もごく自然に覚えたのでしょう。やがて、祖母に教わった『カチューシャの唄』とか『船頭小唄』、『かえり舟』などがレパートリーに加わりました。
 バスの発車時刻のたびに開かれるこのミニコンサート、いつしか近所の名物になってしまい、豆歌手の私が窓口に立つと、バスに乗らない人たちまで集まってきて、やんやの拍手喝采、リクエストやアンコールの声もかかり、私はいい気持ちになって歌いまくったものです。
 とはいっても、実際のところ、このころの記憶はありません。記憶がないのに、そうして歌っている幼い自分自身が、まるで絵に描いたようにくっきりと見えるのです。
 祖母や母に何度も聞かされているうち、そうなったのでしょうが、これが歌い手としての私の、いわゆる原風景といえるかもしれません。
 小学校へ上がる時、母の実家の飽田町へ移りました。父は熊本市の交通局に勤めていましたが、母が実家の八百屋を継ぐことになったのです。
 この母はとにかく元気な働き者、朝早くから車を運転し市場通いです。小学校3年生の時、私の下に弟が生まれてからは私が母親代わりで、毎朝ミルクをあげ、おむつを取り替えたりしたものです。
 働き者の母は歌も大好きでレコードも沢山持っていました。幼児期の歌の”先生”が祖母なら、それ以後は母とでもいえるでしょうか。とくに小学2年の時、熊本市で開かれた島倉千代子さんのコンサートへ母に連れて行かれ、それが私にとって、歌との運命的な出会いとなったのです。
 生まれて初めて見る歌謡ショー、幕が上がった瞬間から私の目はステージに釘付けになってしまいました。そこはまったく別世界でした。
 色とりどりの鮮やかなライトにつつまれ、着物姿でマイク片手に立つ島倉さん。その紫色の着物をいまもはっきりと覚えているほどです。
 ―――私もあそこに立ち、ライトを浴びて歌いたい。
 そんな思いが胸にきざしたのです。はたから見れば、子供っぽく他愛ないあこがれだったのでしょうが、幼いなりに私は真剣でした。「歌手になりたい」が、いつしか「歌手になる。きっとなる」という私だけの秘めた”決意”になっていったのです。

ふるさとは私の心の中に・・・ 
小学5年のとき、熊本から横浜に引っ越すことになりました。父の職場が縮小され、両親は私と弟を連れ、都会に出たのです。
 大都会に出ることは、歌手を夢見ていた私にとって、その夢に一歩近つ`くような喜びでした。でも、一方では、自分を育んでくれたふるさととの別れという寂しさ、つらさもありました。
 そのころの日本は、高度経済成長が始まり、何もかもがものすごい勢いで変貌していました。横浜という大都会に移ってみると、それをまざまざと目のあたりにします。
 昼夜となく煙を吐く巨大な工場群、林立するビル、おびただしい車の洪水・・・・ついこのあいだまで、少女の私が犬を連れ走り回っていた熊本の田舎とくらべると、同じ日本とは思えないほどです。
 私はふるさとが恋しくてしかたありませんでした。豊かな自然や静かな町のたたずまい、人との触れ合いのぬくもり・・・・失ったものの大きさに初めて気付かされる思いでした。
 生まれ故郷を出てもう30年になりますが、7年ほど前、飽田町が熊本市に合併されるとき、私も記念イベントに招かれました。
 その席で私は、
 「町はなくなっても、煙突の立つ工場地帯にはなってほしくありません」
そんなお話をしました。故郷は心のふるさととして、今も私の中で生きています。
 のちに、『20世紀の名曲たち』というシリーズで、過去のすばらしい歌を自分なりに歌い直す作業を始めたのも、日本人の心のふるさとを掘り起こし、それをきちんと残しておきたいという思いがあったからです。
 日本の女性を歌うオリジナルと並び、このシリーズ、私のライフワークともなりそうです。

こころの詩を・・・石川さゆりVol-3




牛乳配達をしながら「歌の勉強」
 小学5年生の時、故郷の熊本から横浜へ引っ越してきた私は、6年生になってから歌のレッスンに通うようになりました。
 熊本で、母に連れられ島倉千代子さんのコンサートを見て以来歌手への夢がめばえ、年を追うごとにその夢がふくらんでいたのです。
 当時、父は運送会社勤め、母は保母として働き、生活は楽とはいえませんでしたが、「歌を勉強したい」という私の願いを両親ともに許してくれました。母は「最後まで投げ出さずにがんばるのよ」と励ましてくれましたが、こう釘をさされたんです。
 「塾の月謝は払ってあげるけど、歌の月謝はなんとか自分でやってみなさい」
で、中学生になってからアルバイトです。何のバイトか分かります?これがなんと牛乳配達。というのも、中学生ができるバイトというと、新聞配達か牛乳配達くらいで、新聞は日曜日も休みなしですが、牛乳だと土曜日に2本配れば日曜日が休めますから、歌のレッスンにも通えるというわけです。
 でも牛乳って、毎朝5時には全部配り終えてなくちゃいけないんです。まだ真っ暗なうちに起き、牛乳瓶を40~50本も詰め込んだ布袋をかかえて、一軒一軒配るわけです。おまけに私の担当地域が団地、重い袋を引きずるように5階まで歩いて上がるのです。女子中学生には、けっこうハードな仕事です。
 時には寝坊して、母に手伝ってもらったりしましたが、決して休みませんでした。これも歌のためと、最後までネをあげなかったんですから、われながらエライ!
 そんなことをしながらレッスンに励んでいた私に、思いがけず歌手への道が開けたのは中学3年の時でした。


こども歌謡大会代打出場で優勝 
その頃、フジテレビの夏休み企画に「こども歌謡選手権」という番組があり、私の歌友だちが応募していたんです。ところが大会が夏休み中で、彼女は田舎に帰るので出られないというのです。
 「じゃ、私が代わりに」
と、テレビ局に出かけ、怖いもの知らず、彼女あての応募ハガキの宛名を消し、自分の名前を書き、受付に・・・・さすがにドキドキしましたが、なぜかすんなり通ってしまったのです。
 それからあとは、もうあれよあれよという間、予選に合格し、チャンピオン大会に出場、『船頭小唄』を歌って優勝――司会者に「おめでとうございます!」といわれた時は、夢でも見ている感じ。
 そこへ、今度はフジテレビの連続ドラマ出演の話です。今時のタレント志望の若い子なら跳び上がって喜ぶのでしょうが、その時の私は歌手しか頭にありません。
 「ドラマ?私、歌手になりたいんです」
 「だけど、ドラマはいろいろ勉強になるよ」
こうして、訳が分からないまま、石坂洋次郎原作・岡田太郎演出「光る海」にレギュラー出演しました。共演者は沖雅也さん、島田陽子さん、中野良子さん、芦田伸介さんなどすごい顔ぶれで、私は沖雅也さんの妹役でした。
 14歳の芸能界デビュー、スタジオで見るもの聞くものすべて初めて、ひたすら言われるままに演じていましたが、果たして演じていたのか、地のままだったのか・・・・。
 このドラマは半年間続きましたが、実はその間も例の牛乳配達をまだやっていたんです。で、いつものように団地で配っている時、ある家の奥さんが、
 「あら、あなた、どこかで見たことあるわ。あ、テレビに出てるでしょ、あなた?」
別に悪いことじゃないのですから、「ハイ」と答えればいいものを、私は、
 「い、いいえ、違います」
そういって、逃げ帰ったのです。恥ずかしいせいもありましたが、やはり女優じゃなく、歌手として認められたいという気持ちがあったんですね。それほど私の中で、歌手への夢は強かったのです。


森昌子や山口百恵と一緒に合宿
 ちょうどその頃、歌の先生に紹介していただき、レコード会社へひとりで訪ねて行ったこともあります。あいにく紹介してもらった相手の方は留守、でも、そのまま帰るのがもったいなく、ひとり椅子に座って社内の雰囲気をうかがっていました。
 昭和47年(1972)の当時、歌謡曲の全盛時代、壁には大勢の歌手の新曲ポスターがずらりと並び、沢山の社員の人たちが威勢のいい口調で電話をかけたり、忙しそうに走り回っったりしていました。さらには、テレビの歌番組でいつも見ている有名歌手の方が、「おはようございます」とにこやかに挨拶して通り過ぎたり・・・・。
―――そうかァ、こういうところで歌が作られてるんだ。ああ、私も早く歌手になりたい・・・・。
 そんな思いにかられたものでした。
 ホリプロからスカウトされたのは、ドラマ出演の最中でした。ホリプロといえば、歌謡界の大手プロダクション、願ってもない幸運です。
―――これで、私もあこがれの歌手になれる!
 天にものぼるような気持ちでしたが、その半面、なんだか現実感がなく、ホントかなァ・・・・そんな感じ。長いあいだ夢見ていたものがいざ実現するとなると、かえって信じられないものなんですね。
 無理もありません。私の娘がもうすぐ中学3年になりますが、その年頃です。大人のようで子供、子供のようで大人という微妙な年齢ですね。
 こうしてホリプロに入った私は、デビューしたばかりの森昌子ちゃん、私のすぐあとに入ってきた山口百恵ちゃんたちと顔を合わせました。
 みんな同じ年頃、海や山での合宿なんかの時は、みんなでふざけ回って遊んだり、感想文を書くのにたがいに頭をひねったものでした。
 そして昭和48年3月、『かくれんぼ』(山上路夫作詞・猪俣公章作曲)で、いよいよ歌手デビューすることになったのです。

こころの詩を・・・石川さゆりVol-4




「スタ誕3人娘」に追いつくぞ!
 生まれて初めていただいた自分の歌、詩も曲も私のために書かれた一生に一度の歌、それがデビュー曲です。
 『かくれんぼ』の譜面を初めて手にした時の感動は、25年たった今も、鮮明に覚えています。
 ―――これが私の歌なんだ、歌手になったんだ・・・・!
 胸の底から、そんな思いがこみあげてきたものでした。
 この歌は、ほのぼのとした画風で有名な故谷内六郎さん、その絵の世界を歌に表現するという企画でつくられました。
 レコード会社は日本コロムビアでしたが、当時デビューする新人歌手には、キャッチフレーズがつけられる習わしで、私についたのは「コロムビア・プリンセス」。
 「コロムビア・プリンセス石川さゆり」と自分でつぶやいてみて、なんだかおかしくなりました。プリンセスがついこの間まで牛乳配達をしてたなんて・・・・。
 喜びの半面、不安も大きいのがデビュー曲です。無事にレコーディングも終わり、発売は昭和48年(1973)3月25日と決まりましたが、それからが不安でした。その日に間違いなく自分のレコードがお店に並ぶのだろうか、ちょっと怖いような思いで、あと30日、あと25日・・・・と、カレンダーを塗りつぶしては待ち焦がれながらも、
 ―――もし、だれか会社の偉い人が「あのレコード、発売は止めにしよう」などといい出したら・・・・。
 そんな空想をしては、15歳の胸を痛めたものでした。
 そしてその日、ドキドキしながらレコード屋さんに入っていきました。私の目に真っ先に飛び込んできたのが、レコードジャケットの中、純白の帽子をかぶって笑う私の写真。
 ―――やった、やったァ!
 まわりに人がいなければ、そう叫んで跳び上がりたい気持ちでした。


どうして私だけが置いてけぼり
 デビューと同時に、キャンペーンが始まりました。まもなく東京の堀越学園高校に進学した私は、横浜の自宅から通うのは大変だからと、ホリプロの現在の副社長さんの家に住むことになりました。
 はじめて両親のもとを離れ、他人の家で暮らすのは心細いものでしたが、これも歌のため、それに会社のほうもこんなに気使ってくれてるんだから・・・・そう、自分にいい聞かせたものでした。
 当時ホリプロでは、同じ年の3人の新人を「ホリプロ3人娘」として売り出す計画を立てていました。森昌子ちゃん、私、山口百恵ちゃんの順です。いわば同じ事務所のライバルですが、みんなまだ14、15歳、ライバル意識より遊び仲間の気分でした。
 計画通りにデビューしたものの、そこから少し様子が変わってきました。昌子ちゃんのデビュー曲が大ヒットし、その年の紅白歌合戦に最年少で初出場、翌年には百恵ちゃんも紅白出場。
 同じころに、別の事務所から桜田淳子ちゃん、アグネス・チャンさんなどもデビューし、脚光をあびていました。
ところが、私のデビュー曲はある程度売れたものの、とても大ヒットとはいえません。「ホリプロ3人娘」に乗り遅れたばかりか、日本テレビでは「スタ誕3人娘」として、昌子ちゃん、百恵ちゃん、淳子ちゃんがぐんぐん人気をあげていったのです。
 私ひとり置いてけぼり・・・・「鬼の私はさがしてた」というフレーズが『かくれんぼ』にありますが、鬼ごっこをしているうち、私だけがはぐれてしまったような感じでした。
 おまけに、当時はアイドル歌手が沢山出ていて、テレビのオーディションなどで、あまり歌が上手とは思えない新人が合格する、そんな光景を見ると、
 ―――芸能界は実力だけで動いてるんじゃないんだ・・・・。
 15歳で気付くには残酷すぎる事実を思い知らされたものでした。でも、心の底から歌が好きな私は、一生懸命歌うしかありませんでした。


出席率バツグンの”劣等高校生”
 2曲、3曲、4曲・・・・と、つぎつぎに出すレコードは、そこそこに売れても相変わらず大ヒットは出ません。
8曲目の『あなたの私』(千家和也作詞・市川昭介作曲)の時は、市川先生のお宅へレッスンに通い、初めてファルセット(裏声)を入れるなど、工夫もしましたが、やはり今ひとつです。
 当時、音楽記者の方たちに「石川さゆりの歌唱力は申し分ないのだが・・・・」というような批評をよくされました。ヒット曲は上手下手とは別に、時代の風に乗ることが必要です。あのころの私は、それに乗りきれなかった、今になるとそれがよく理解できます。
 いつのまにか、デビュー3年がたっていました。私の通っていた堀越学園高校芸能コースにはタレントや歌手が多く、生徒同士では出席率が悪い者ほど”優等生”視されていたものです。売れっ子ほど学校に来られないわけです。そんな中で私は出席率がよく、従って”劣等生”・・・・。
 それでなくとも多感な青春期、いやでも落ち込み傷つく私をいつも支えてくれたのは母でした。
「あなたの歌のうまさは、だれより私が分かってる。大丈夫だよ、そのうちきっとみんな聴いてくれるから。必ずそうなるよ」
 働き者で楽天的な母は、にこにこ笑いながらそういうのです。母はまた、洋裁が得意で、デビューしたてのころは一生懸命に衣裳を縫ってくれたりしました。こんな母にどれほど励まされたことか。
 それと、スタッフも大きな支えでした。
 「さゆりちゃんの歌は演歌っぽいから、本当のよさがなかなか分からない。でも、いつかみんな分かってくれる」
毎週のようにベストテン番組に出演し、新幹線のように突っ走る昌子ちゃん、百恵ちゃん、淳子ちゃんを横目に、ひとり自分にこう言い聞かせていたものでした。
「たとえ鈍行電車でも、いつか大ヒットを出すまではやめないゾ。大ヒットを出したら、歌手をやめてやる!」

こころの詩を・・・石川さゆりVol-5


新宿コマで初のワンマンショー
 歌手にとって、デビューのつぎに晴れがましい舞台といえば、なんといってもワンマンショー。自分だけでお客さまを呼び、自分の歌を中心にステージを作る。新人歌手ならだれもが夢見るものです。
 私の初めてのワンマンショーは昭和51年(1976)3月末、新宿コマ劇場でした。デビューして3年、まだ大ヒットもなく紅白歌合戦出場も果たしていませんでしたが、中ヒットはいくつかあり、それでワンマンショーを開いていただいたのです。
 この晴れのステージには、同じホリプロの森昌子さん、山口百恵さんが友情出演してくださいましたが、なにより私が感激したのは島倉千代子さんの応援出演でした。小学年のとき、郷里の熊本で島倉さんのコンサートを見て歌手をめざすことになった私が、その島倉さんと同じステージに立つのです。
 島倉さんは日本コロムビアの大先輩でもありますが、当時のコロムビアには、美空ひばりさん、島倉さん、都はるみさんをはじめ歌謡界のスターが歌手がそれこそキラ星のごとくいらっしゃいました。
 そういう先輩の中でも島倉さんには、とくに妹のように可愛がっていただきました。歌手といってもまだ子供の私は、お化粧のしかたから教えていただいたものです。それだけじゃなく、
「つらいことがあっても、それを無駄にしないで自分の身につけていくのよ」
 そんなふうに、歌と人生の先輩としてのアドバイスもいただきました。大ヒットが出ず悩んでいた私には、それがとても大きな励みでした。


島倉大先輩から振り袖の贈り物
 島倉先輩にいただいたものといえば、ステージ衣裳の着物もあります。小学生のときに見た島倉さんの着物の美しさは今も覚えていますが、そんな話をした私に、「さゆりちゃん、よかったらこれ、着なさい」と素晴らしい振り袖をくださったのです。舞台で着てらしたものですが、あこがれだった大先輩の着物に袖を通すことができる、こんなうれしいことはありませんでした。
 それに、着物ってすごく高価ですから新人のころはなかなかきることができません。私自身、最初のころはそうそう着物が作れなくて、ウールの安いものをずっと着てたりしてたんですね。そこに、あこがれの島倉さんから素晴らしいプレゼントだったのです。
 話は、はるか後年に飛びますが、数年前私は「演歌ルネッサンス」というコンテストのゲストとして呼ばれたことがあります。これは吉岡治先生がまだ陽の当たらない新人の歌い手のために、瀬戸内海の小豆島で毎年開いている催しですが、一生懸命に歌う新人の皆さんを見ながら、ふと昔の自分が胸をよぎり、
 ―――私にできることは何だろう・・・・そうだ、着物をプレゼントしよう。
 かって先輩にしていただいた喜びを、今度は後輩の方に差し上げたい、そう思ったのです。でも、自分の着物を差し上げるなど、変に思われないだろうかと吉岡先生にご相談したところ、「いやァ、それはいいね。励みになるよ」
 というわけで、優勝者の方に着物をプレゼントさせていただきました。目録を差し上げながら、遠い日の自分自身の感激を思い出したりしたものでした。


歌い手も震える阿久悠先生の詞
 話がずいぶん飛んでしまいましたが、私の初のワンマンショーは、島倉さんたちの応援もあって成功のうちに終わりました。
 このワンマンショーの日、私は堀越学園高校を卒業しました。本当は大学へ進んでもっと勉強がしたく、実はいろんな大学の受験資料なども取り寄せていたんです。でも、周囲の事情でそれは無理、また私自身、歌手として中途半端なままでした。
 「これが石川さゆりの歌」と呼ばれるような大きなヒット曲を出したい、そのためにはもう学生気分はふっ切らなくちゃ、そう思いながら社会人第一歩を踏み出したのです。
 そして、卒業の翌日にリリースしたレコードが『十九の純情』(阿久悠作詞・三木たかし作曲)でした。この歌を皮切りに『あいあい傘』『花供養』と、阿久先生、三木先生のコンビによる歌が続きました。
 阿久先生とはそれまで「スター誕生」などの番組でご一緒してましたが、私たち少女歌手にとっては”寡黙な怖いお父さん”っていう感じでしたから、とてもこちらから声をかけることなんてできませんでした。
 当時から先生はいろんな歌い手に詞を書いてらっしゃいましたが、いつだったか岩崎宏美ちゃんが、
 「阿久先生って、どうしてこんなに私たちのこと、よく分かるのかしら。レコーディングしながら私、思わず涙が出ちゃった」
 そんなことをいったことがあります。実際、多感な少女の思いや胸のうちを、まるですぐ傍で見ていたような詞なんですね。それがろくにお喋りもしたことのない先生から生まれるのですから、フシギでしかたありませんでした。
 私も素敵な詞を書いていただきました。最初のレコーディングの時、阿久先生は姿をお見せになりませんでしたが、それ以後もずっと同じです。「歌い手の現場には立ち会わない」、これが作詞家としての先生のスタイル、それでいて、どこからか時代や歌い手をじっと見すえている―――だからこそ私たち歌い手も驚いてしまう、そんな詞が生まれるんでしょうね。
 一方、作曲の三木先生にはレコーディングにも必ず立ち会っていただき、細かくアドバイスしていただきました。それだけじゃなく、「こういうレコードがいいよ」など音楽のいろんなことを教えていただきました。
 寡黙なままじっと歌い手や時代を見すえる阿久先生、いつも新しい音楽を志向する三木先生のお二人が、『津軽海峡・冬景色』をうみだしたのです。

こころの詩を・・・石川さゆりVol-6


「津軽海峡・冬景色」で紅白初出場
 高校を卒業して名実ともにプロの歌い手として歩き出した昭和51年、その秋に大阪の新歌舞伎座でコンサートを開くことになりました。
 早速、スタッフの方たちがステージの構成を練り始めたのですが、まだ大きなヒット曲がなく、コンサートを締めくくるエンディングにふさわしい曲がありませんでした。頭を悩ませながら考えこんでいたスタッフの一人が、
 「あれはどうだろ、今度のアルバムの最後のあれ・・・・」
 その頃私は、「365日恋もよう」というタイトルアルバムを出したばかりでした。阿久悠・三木たかし両先生によるオリジナル12曲で、ちょうど暦のように1月から12月までの歌がおさめられていました。スタッフがいう「あれ」はその12月の歌です。
 「あ、あれ? 私もいいと思います。すごくいい歌」私もすぐに同意しました。
 『津軽海峡・冬景色』というタイトルのその歌をレコーディングした時、いつもと違う感触があったのです。
―――これは聴いてほしい歌だなァ・・・・。
 すでに十数枚のレコードを出していましたが、そんな思いがしたのは初めてでした。ヒットしてほしいいう願いとは別に、とにかく聴いてほしい・・・・。
 そんな思いを起こさせる何かがその歌にはありました。歌詞を読み返すたびに、北の冬景色が鮮やかに目の前に広がり、その景色の中にひとりリンと立つ女性の姿が浮かび上がってくるのです。
 阿久先生の詞の鮮やかさに加え、三連音符を駆使したメロディもすごく新鮮でした。作編曲ともに三木先生でしたが、まるで海鳴りのようなイントロからすでに最高の音――こちらがドキドキするほどの鮮烈なメロディでした。
 「じゃ、エンディングはあれで行こう」
私もふくめスタッフ一同うなずきましたが、その「あれ」がどんな運命をもたらすことになるのか、だれ一人気付いていませんでした。


「聴いてほしい」の思いをこめて
 初めて立つ新歌舞伎座のステージ。私はただひたすら「聴いてほしい」という思いをこめて『津軽海峡・冬景色』を歌いました。今でこそ、自分なりの歌の組み立て方を身につけていますが、その頃はただ歌にしがみついているという感じでした。まして、それまで歌ったことのない新しいタイプの曲、振り落とされないようしがみつくのが精一杯でした。
 そんな状態ですから、会場のお客さまの反応もよく分からなかったというのが正直なところです。手応えがあったような、ないような・・・・。
 ところが、次の日から事務所やレコード会社に電話が入り始めたのです。
 「あの最後の歌、もう一度聴きたい」
 「いつレコードになるんですか?」
 連日のように問い合わせの電話があり、会社は急遽アルバムからシングルカットすることにしたのです。
こうして昭和52年1月1日、『津軽海峡・冬景色』が私の15枚目のレコードとしてリリースされました。
 その前日の大晦日、紅白歌合戦では同期生の森昌子さん、山口百恵さん、桜田淳子さんたちが華やかなステージに立っていました。コタツに入ってテレビの中の彼女たちを見る気持ち・・・・ことさらライバル意識のなかった私ですが、同じ歌手として悔しくないといえば嘘になります。
 こんな思いも重なり、『津軽海峡・冬景色』のキャンペーンにはそれまでになく力が入りました。全国各地の放送局やレコード店さんを回りましたが、どこへ行っても「この歌はいいね。きっと大ヒットするよ」と励ましていただいたものでした。
 たとえば、青森放送のディレクター西沢弘さんは、真っ先に私をラジオ番組のゲストに呼んでくれたばかりか、3週間でレコードがすり切れるほど『津軽海峡・冬景色』を毎日、何度も番組で流してくれたのです。歌い手として、こんなありがたいことはありません。そういう皆さんの応援にこたえなければと、私も行く先々で一生懸命に歌い続けました。


ベストテン番組に同時に3曲も
 その年の冬は、東京でも例年になく雪が多かったのですが、そんな春先の寒い夜のことです。
 自宅で遅くまで寝つけずにいた私は、ふと戸外の小さな歌声を耳にしました。聞くともなく聞いていると、
♪♪こごえそうな鴎見つめ泣いていました・・・・
 そっとベランダに出て下を見ました。サラリーマンらしい中年男性が道の向こう側で立ち止まったまま歌を口ずさんでいましたが、よく見るとどうやらオシッコ・・・・やがて用を足した男性は歌い続けながら千鳥足で闇の中に消えていき、お世辞にも上手とはいえない『津軽海峡・冬景色』の歌だけが尾を引くように残りました。
 胸の奥に何かがポッと灯ったような感じでした。
その小さなできごとがまるできっかけみたいに、3月に入ってから急にレコードが売れ出したのです。いったん売れ始めたかと思うと、あとはぐんぐん伸び、あっという間に50万枚、60万枚・・・・おまけに『津軽海峡・冬景色』に続いて出した『能登半島』『暖流』も発売と同時にすごい売れ行き、テレビのベストテン番組に3曲が同時に並んだのです。
 いったい何がどうなってるのか訳が分かりません。私にとっては、自分の歌が大ヒットしているという実感より、突然嵐のような忙しさに巻き込まれた感じばかり。テレビ局からステージへ、ステージからテレビ局へと一日中駆け回る生活でした。
 そんな地に足がついていない状態が続き、年末が近ずくにつれ、今度は音楽賞ラッシュです。テレビ各局の音楽賞はじめ、日本レコード大賞歌唱賞、日本歌謡大賞放送音楽賞・・・・。
 まるで夢でも見ているようでしたが、最後のうれしい悲鳴が紅白歌合戦初出場決定の知らせでした。

こころの詩を・・・石川さゆりVol-7




快挙を共に喜んでくれた人たち
 デビュー5年目の『津軽海峡・冬景色』の大ヒット、数々の音楽賞受賞、そして紅白歌合戦初出場決定―――盆と正月がいっしょに来るといいますが、本当にそんな感じで、紅白出場決定のお知らせをいただいた時は、なんだか現実感がありませんでした。
 その夜、わが家の食卓には母の手作りの赤飯や煮物が並びました。子供の頃からなじんだそのお祝い料理を前にして、やっと喜びがこみあげてきたものでした。
 何よりうれしかったのは、まだ売れてない頃からずっと応援してくれていた方たちの祝福の言葉でした。とくに、キャンペーンで歩いては、いつも励ましていただいた地方の方たちから、
 「ほらね、きっと大ヒットすると僕がいった通りになったでしょ」
 「さゆりちゃんは、いつか必ず陽が当たると信じてたけど、本当によかった、よかったね」
 そんな電話が次々に入り、温かい言葉に思わず胸がキュンとなったものでした。
 そして、大晦日。どんな歌い手も初めての紅白歌合戦の舞台はひどく緊張するといいます。それだけ歌い手にとっては晴れの大舞台、まして5年目にして初めてそこに上がる私、さぞやガチガチに緊張と思うでしょ?
 ところが私ときたら、まったく緊張感なし。何しろうれしくてしかたない上、見るものすべて珍しく、
 ―――お、これが紅白歌合戦のセットかァ・・・・!
 要するにオノボリさん歌手状態で、その状態のまま歌い終えてしまったのです。



不遇時代の苦労なんかなかった
 紅白出場でようやく一人前の歌い手として認められ、新聞や雑誌の取材も一気に増えましたが、インタビューで必ず出たのが、「ヒットに恵まれないあいだ、苦労したでしょ?」という質問でした。
 それに対して私は「ちっとも苦労したという思いはありません」と答えていましたが、別に負け惜しみをいってたわけじゃないんです。ずっと励ましてくれる方々もいましたし、それより何より、歌うことが好きで好きでしかたなかったんですもの。
 たとえば、テレビの歌番組ではリハーサルがあります。売れっ子の歌い手さんはよく”本番飛び込み”といって、リハーサルには代役を立て、本番に駆けつけ歌うことが多かったのです。そんな時私は、自分から「私、歌いまーす」と代役を買って出たものでした。たとえ人の歌でも歌ってさえいれば幸せ、そのうえそれがずいぶん勉強になったんです。
 勉強といえば、ヒット曲に出合う前にいろんなお稽古ごとをしました。でも、これは勉強というより私の癖で、何か素敵なものに出合うと、
 「私にもできないかなァやってみたい」
 という気持ちがムクムク頭をもたげてくるのです。そうやって三橋美智也さんに民謡を習い、さらに二葉百合子さんに浪曲まで習いました。
 何かの役に立ててやろう計算してお稽古したわけではありませんが、そのどれもがあとになって活きたような気がします。生意気なようですが、不遇時代にこそ本当のしっかりしたものを身につけることができるのかも知れませんね。


「津軽海峡・・・」は女性の自立の歌
 先日、NHKが行った「1000万投票 BS20世紀日本の歌」の発表がありましたが、その上位100曲の中に、『天城越え』とともに『津軽海峡・冬景色』も選んでいただきました。本当に歌手冥利につきます。
 『津軽海峡・冬景色』が発売されてからもう21年たちますが、今でも冬になると、いろんな番組でかけていただいたりしています。そんな時ふっと、白いドレスを着て夢中で歌っていた当時の自分のことがよみがえってきます。
 「あの歌で僕は、自立していく女性を書いたんだよ」
 いつだったか作詞の阿久悠先生がそうおっしゃったことがありした。それまでの歌に登場していた女性像といえば「待つ、耐える、忍ぶ」、そういうイメージばかりでしたが、そこから抜け出て、自分の言葉や行動をもって生きていく女性を、阿久先生は雪景色の中に立たせました。
 「さよなら あなた 私は帰ります」
このフレーズだけで、そういうリンとした女性像が浮かんできます。それは、同じ阿久悠・三木たかし両先生による『能登半島』『暖流』にも共通しています。これらの歌がヒットしていた頃、ファンの方々からいろんなお便りをいただきました。
 「さゆりさんの歌、自分の言葉や思いを代弁してくれているようです」
 「あの歌を聴きながら、一人で現地へ行ってきました」
 女性自立という時代の風に揺れながらも、現実生活ではなかなか思い切れない、そのもどかしさが歌の中だと越えられる・・・・そういう思いで私の歌を聴いていただいていたのかも知れませんね。
 歌というのは、本当にふしぎだナと思います。作詞・作曲の先生方から歌い手に渡され、歌い手から聴き手に届けられる、そこから先、聞き手の中でどう流れていくのか、それは予測しようもなく、だからこそ限りなく深い・・・・そう思えます。
 ラジオから流れる21年前の自分の歌声を聴きながら、
 ―――ああ、あの頃は歌にしがみつき、必死で歌っていたんだなァ。
 ふと、当時の自分自身がいとおしくなりなす。
 最初に歌をいただいた時、どう表現するかなど考えるゆとりもなく、ただ無我夢中、聴いてほしい初めての歌にめぐりあえた、その思いだけで一杯でした。それ以後も歌い続け、のちに三木先生に、歌とともに年齢を刻み成長した代表例としてこの歌をあげていただいたことがあります。十代の終わりの年にそういう歌にめぐりあえたことは本当に幸せでしたが、まだまだ新しい出会いが私を待っていたのです。

こころの詩を・・・石川さゆりVol-8


「火の国へ」歌う心はふるさとへ
 『津軽海峡・冬景色』が大ヒットしたのは昭和52年、その翌年には『火の国へ』を発表しました。火の国、つまり私のふるさと熊本を舞台にした歌です。この頃はずっと、私の歌の作詞は阿久悠先生、作曲が三木たかし先生のお二人で、『火の国へ』もそうでしたが、チョット面白いエピソードがあるんです。
 阿久先生は最初に歌を書いていただいた時から、どうやら私を”石川県出身”と思っていらっしゃったようなのです。それで、『津軽海峡・冬景色』のあと、ふるさとの歌を書いてあげようということでできたのが『能登半島』だったらしいんですね。
 なにかの時にそんな話になり、「私、石川というのは本名で、ふるさとは実は熊本なんです」ということをお話ししたところ、じゃ、改めてふるさとの歌をと、『火の国へ』を書いてくださったのです。
 そんないきさつから生まれたこの『火の国へ』も大好きな歌のひとつで、コンサートでは今も歌っています。歌うたびに、心の中でふるさとへ帰るような気がします。
 コンサートといえば、昨年4月にスタートしたデビュー25周年記念コンサートも、そろそろ終わりに近ずいてきました。そのコンサートと並び、もうひとつ私の歌を聞いてくださる皆さんに喜んでいただける事は・・・・と思い、行ったのが私の歌の中から新たにレコーディングをした39曲です。
 全国のレコード屋さんやファンの方々からアンケートをいただき、私のこれまでのすべての歌の中から39曲を選びました。39というのは”サンキュー”、私からの感謝の気持ちをこめたものです。
 デビュー曲『かくれんぼ』から昨年の『歌麿』までの曲の中には、もちろんこの『火の国へ』も入っています。こちらのほうも、ほぼ全部のレコーディングを終えましたが、1曲ごとに当時の自分自身や忘れていたいろんなことが、ふと思い出されたりしたものでした。


20歳を記念してバイクの免許を\plain
 『火の国へ』を出した昭和53年(1978)、私は20歳になりました。人生で一番輝いている年齢でもあり、同時に一番悩みもかかえている年齢、それが20歳ではないでしょうか。
 成人式当日、私はNHKの「青年の主張」にゲストとして招いていただき、自分自身の成人式には出席できませんでしたが、同じ年齢の方々が力強く将来の夢や抱負を語るのを聞きながら、ふと思ったものでした。
 ―――これから自分はどうやって大人になっていくんだろう・・・・歌が好きで今まで夢中になってやってきた。ヒット曲が出るまでは絶対やめないぞって頑張ってきて、『津軽海峡・冬景色』という大ヒットにめぐりあえた・・・・でも、これから先私は、何を見つけて、どうやって歌っていくんだろう・・・・。まぶしいほど輝いているようでいて、でも、まだよく見えない未来。それを前にした20歳の夢と不安を、私もかかえていたのです。
 自分なりに考え、出した結論はこうでした。
 ―――歌を歌っていたせいであれができなかった、これもダメだったという言い訳はイヤだな。そんな言い訳を自分に残すことはしたくない。
 そう思ったとき、パッとひらめいたんです。
 ―――そうだ、原付きの免許を取ろう!
 何とも単純な結論で、おかしいでしょ?でも、何であれ自分で行動し、それを一つずつ形にしたかったんですね。で、運転免許試験場へ行き、原付バイクの免許取得。次の年には、普通免許も取りました。
 こんな単純なことでも、すごく満足感がありました。だれかに決められるのではなく、自分で考え自分で行動することの大切さを、身をもって知ったわけですね。


休日には電話をシャットアウト
 仕事の面でも、そんな自分の考えを活かすことにしました。当時は、朝起きてから夜寝るまで、すべてスケジュールが決められていました。テレビスタジオ、ステージ、インタビュー・・・・と休むまもなく駆けずり回る毎日で、それは歌い手にかぎらず、タレントさん、役者さんも忙しくなった時にみんな通る道です。
 でも、ふっと自分は何をしているんだろうと思うことがあります。ただ決められたスケジュールを消化しているだけじゃないの・・・・このままだと、自分自身を見失うところまで行っちゃう・・・・。
 で、また決めたんです。
 ―――休みの日に、自分で何をやっていいのか分からない状態になるのはやめよう。
事務所に電話しました。
 「オフの日、私に連絡が取れないかもしれません。緊急の場合は別にして、オフの日には電話をしないでください」
 担当マネジャーはびっくりしてしまいました。無理もありません、それまではただスケジュール通りに動いていた私が突然そういったのですから。私の考えを聞いたマネジャーは、
 「そうかァ、さゆりも大人になったんだなァ」
感心したようにいったものです。でも私のホンネは、大人になるため、まずオフだけでも自分でスケジュール管理をしてみよう、ということだったんですね。
 こうして休みの日は完全に私のものになりましたが、といって別に何か立派なことをしようというわけじゃないんです。何をするにしても、またしないにしても、それが自分の意志によること、自分で決めて歩いてみたい。
 で、実際に休みの日に何をしてたかというと、近くの多摩川を散歩したり、赤いバイクを乗り回したりと、実にたわいないんです。でも、そんなことをしながら、それがだれ

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~嚕嚕嚕~翻譯軟體再出亟
聰明的你,知道這些是甚麼歌ㄇ?ㄏㄏ..

大聰明月夜

與作詞藤田 ma
作曲長津義司歌
冰川 Kiyoshi


與看 手指指向那個(人)

流月聰明的流動

從前笑能打 注視的月也

今天 今天用眼淚的臉看

如果牢騷的話是吧踢 世間是世間

先生的招請的 賞月酒

與男人巴掌 被極其稱讚

現在的話 現在的話深草帽塵世

如果詢問原來 武士成長

手臂驕傲的 千葉訓練

什麼不足 大聰明生活

故鄉(ku)那麼 故鄉的話妹妹等的東西

夢的浮橋

作詞吉岡治
作曲弦哲也
歌石川 Sayuri


不誓約的戀愛也是 罪嗎

比叡卸的 風吹雨打

帶喲

哎呀 帶逃跑yo 命運的那樣

冬天不叫的 蟋蟀的特別

扶黑暗 哭的不推


如果在人世恥辱曝曬

乾脆在黃泉 二世三世

請抱

哎呀 抱破掉 包的頭髮

帶子裂 心也不裂開

快點使之去到 淨土

一日在一生 那(樣)好

要是活高興的 夫婦

明天丹波嗎

哎呀 明天每雪下的 近江路

以夢的浮橋 二人渡行

不推茂兵衛的 戀愛姿

半夜的吉他

作詞吉岡治
作曲河村利夫
歌佐藤竹善


在街的哪裡 容易感到寂寞的人一個人

就要哭彈開著 吉他

丟失愛尋求 什麼

是徬徨的 象的東西同志

在yo 夜晚很冷地長久向這兒

沉默到拂曉彈開 吉他喲


瞧yo 容易感到寂寞的人的星天空

沒有吸引尾巴去 什麼地方旅行


丟失愛尋求 什麼

是徬徨的 象的東西同志

偷偷地做解yo 全體孤獨苦

沉默到拂曉彈開 吉他喲

丟失愛尋求 什麼

是徬徨的 象的東西同志

偷偷地做解yo 全體孤獨苦

沉默到拂曉彈開 吉他喲


子彈這樣彈吉他yo 吉他喲

彈開吉他喲

仙客來的挖

作詞小椋佳
作曲小椋佳
歌佈施明


絲棉顏色下面 仙客來那樣

清強迫東西沒有

遇見的好像時候的 你的

猶豫 或者橫樑言詞

象感到吃驚一樣地 回頭的你

季節染臉頰 過去了去


淡紅色顏色的 仙客來那樣

晃眼的東西沒有

戀愛的好像時候的 你的

如果抱樹漏表面沐浴的 你

淋做支撐 放置zari也做

愛不知什麼時候 開始走

象不知道疲勞的孩子一樣地

時候趕過去二人

如果能喚回

我惋惜什麼吧

淡紫色的 仙客來那樣

淋做薯的沒有

好像後影的 你的

入暮困惑的街的 離別道

仙客來的挖 空虛地搖晃

季節不知道臉做 過去了去

象不知道疲勞的孩子一樣地

時候趕過去二人

如果能喚回

我惋惜什麼吧


漂亮的離別

作詞濱口庫之助
作曲濱口庫之助
歌石原裕次郎


一,生命有結束

結束也到達戀愛

秋天枯葉

與小樹枝分別

傍晚太陽

與天空分別

誰都眼淚之類

放流不做

不哭 不哭

做漂亮的離別啦

二,生命有結束

結束也到達戀愛

虛幻的生命

喘不過氣來燃燒

哪裡消失去

香煙冒煙

戀愛的去向之類

領會不有

不追 不追

做漂亮的離別啦



旅行斗笠途中

與作詞藤田ma作
曲大村能力章
歌東海林太郎


一,夜晚冷的 心冷

候鳥或者呦 我等的旅行

風的隨著 風吹雨打

二,如果風變化 我等也更換

仁義雙六雙單數關於

渡行的不務正業的人的 無依靠

三,如果主人持(有)有 正經

種種地不務正業的人 辛苦的種喲

戀愛和人情都 他鄉

偶人的家

在作詞 中做禮
儀作曲川口真
歌弘田三枝子


一,臉不想也看的程度

被你討厭之類

非常無法相信

愛消失了的現在也

在塵埃裡(上)沾滿全身的 偶人那樣

被愛 被扔掉

被忘記的 房間的人澄徹

我把 生命託付了給你


二,那暫短的戀愛

是心的玩笑之類

不想為何想

胸感到疼痛過多

誇耀沾滿全身的 偶人那樣

等得焦急 等得焦急

哭成淚人的 房間的人澄徹

我把 生命託付了給你

我把 生命託付了給你


如果流利地說服 給了

現在馬上 能回答

重要的時候 垂下頭

酒的氣味兒 聞著


詼諧也不講述 不唱

安靜地笑 在,不過

少的言詞 全部全部

明白真實

不是蝴蝶?不是 孔雀

用香味兒驕傲的 花做

只是這樣的人 平凡的男人

是那樣的您 非常喜愛的


稍微漂亮地要是 裝飾

想相當能拿

用不介意的服飾做 庸俗

是不能拿的一方 輕鬆


有什麼打開 手

別給保護我的沿著

有什麼 抱起

快要運送我的了人

不是蝴蝶?不是 孔雀

用香味兒驕傲的 花做

只是這樣的人 平凡的男人

是那樣的您 非常喜愛的


只是這樣的人 平凡的男人

是那樣的您 非常喜愛的

長良萬sa

出到一半半升上二升

長良萬sa的 工作酒

堤壩的櫻花 穗跌倒的時候

春天一心嚮往的 五月鱒魚

拂曉眼前的 第一河

到(連)胸使用到(連) 胸使用


欸! 揮動撒竿的 竿


(談)天生的 河漁夫

臉看不管什麼都知道的河

河自然地不喝ma是

嘲弄的話危呻吟

不滿足嘲弄

不滿足嘲弄

二間四尺段卷竿

釣長良萬sa的 夢

如果釣鬧騰的 幫助等燒做

香魚與女孩兒 很好地相似

工作费力雪運載飲用水的船等不需要

生拉硬拽和竿 生拉硬拽和竿


欸! 有就行了的 有就行了

河的獵物 被授予東西喲

緣和運的 寶物

被老婆你 釣的我

長良一條(好漢) 在以後一條


欸! 釣sa是吧釣的 夢
通紅的太陽

與作詞吉岡
治作曲原信夫
歌美天空雲雀,千斤頂—吉川青·komettsu


因為是一,通紅地燃燒的 太陽

盛夏的海是 戀愛的季節

穿過岸邊的 二人的頭髮

喘不過氣來隨風飄動的 甜的海風喲

激烈的愛 灼橫樑本來的肌膚

燃燒的心 戀愛的心跳

不忘記為了留下

因為是通紅地燃燒的 太陽

盛夏的海是 戀愛的季節

因為是二,不知不覺沉的 太陽

是由於眼淚沾濕的 戀愛的季節

在岸邊裡(上)消失的 二人的戀愛

破碎的波浪 很白地刺激眼

kuChizuke或者發誓了鷲 永遠

流(放)到愛的孤獨海

激烈地打敗身體

因為是不知不覺沉的 太陽

是由於眼淚沾濕的 戀愛的季節

是戀愛的季節的是 戀愛的季節

是戀愛的季節的是 戀愛的季節


下雪的城市

作詞內村直
也作曲中田喜
直歌高英男


一, 雪下下雪的城市的城市

只回憶 走過去

從 遠的國家離開下雪的城市

這個回憶這個回憶

何時的日不包

暖的 使之做互相的微笑

二, 雪下下雪的城市的城市

只腳步聲 追趕去

到 一個人心充滿下雪的城市

這個悲傷這個悲傷

何時的日不解開

光潤美麗春天的日的 微吹著風


夜霧yo今夜也謝謝

作詞濱口庫之助
作曲濱口庫之助
歌石原裕次郎


一, 包上回憶遇見的戀愛的夜霧喲

知道 二人的關係

到公開地能遇見的 當天

如斯落後 夜霧夜霧

我等總是 偷偷地說

夜霧yo今夜也謝謝


二,深夜的街 濕潤的夜霧喲

知道 離別苦

不知不覺二人 抓住的幸福

祈願落後 夜霧夜霧

我等總是 偷偷地說

夜霧yo今夜也謝謝


請新娘

作詞岩谷時候
孩子作曲彈厚
作歌加山雄三


一,假使這個船

如果你的幸福 發現

馬上返回 我的請新娘

月也沒有淋做在 黑暗在夜晚也

對著我唱的 你的微笑

如果船可以看見 濡濕的身體

用?ke槓桿在 珊瑚深得了

胭脂紅在戒指舉出(舉行)

二,假使這個海

如果你的幸福 發現

馬上返回 我的請新娘

波浪也看夢的 星的夜晚

我搖晃的 你的私語

如果船可以看見 濡濕的身體

抱舉出(舉行)到飛深的 天空

燃燒的接吻

戀愛的連續休假

作詞岩谷時候
孩子作曲宮
川泰歌 The 花生


別嘆氣出來的醉

你的吻

夢看甜的戀愛

少女時候喲

在金色上閃耀

在熱的沙的上

用裸體做戀愛

象美人魚一樣地

向表面燃燒的 臉頰湧來

低聲私語的 約定

只二人 秘密事

嘆氣 出來

哎呀 戀愛感到喜悅

玫瑰顏色的日月喲

初次看了你

戀愛的連續休假

向表面燃燒的 臉頰湧來

低聲私語的 約定

只二人 秘密事

嘆氣 出來

哎呀 戀愛感到喜悅

玫瑰顏色的日月喲

初次看了你

戀愛的連續休假


船老大小曲

作詞野口雨情
作曲中山晉平


一,我河灘的 枯萎芒草

同樣的你也 枯萎芒草

反正二人 人世

花不開的 枯萎芒草

二,即使死即使活能 睡你

水的流動 幾事變waro

我和你都 利根川

船的船老大 生活喲

三,為何冷的 吹的風

扎枯萎的芒草的 二人

熱的眼淚的 出了的時候

汲取落後呦 月娘

希望

作詞藤田敏
雄作曲 泉Ta
ku歌岸洋子


一,訪問希望這個名的 你

遠的國家 又乘坐火車

你從前的 我的回憶

故鄉的夢 初次的戀愛

但是我 長大的日

沉默 走開向哪裡的你

到不知不覺 又遇到你

我的旅行 結束沒有的旅行

二,訪問希望這個名的 你

今天也不安排 又乘坐火車

從那個我 只有獨自一人

怎樣的 城市附有明天

你的傳言也 時候折聽,不過

在未見過的誰裡(上) 只是交錯

總是一邊叫你的 名

我的旅行 無應答的旅行

三,訪問希望這個名的 你

冷的深夜 又乘坐到火車

只有悲傷 我的旅伴

如果 你在或者是的座位

含淚的時候 那個時候聽得見

希望這個名的 你的那個歌

為了那樣 又遇到yo你

我的旅行 現在又開始

中秋明月赤城山

作詞矢島寵兒
作曲菊地博
歌東海林太郎


一,男人心 男人戀慕

意氣解除互相的 赤城山

清澈的夜空的 滿圓月

今宵橫笛誰人吹

二,意氣的似金膽量好也

不知不覺敗運的 深草帽

雲破裂飛舞zo得 不務正業的人的盡頭

散落為認識的稻草ji 的落葉

三,渡行的雁 亂鳴

明天不在這個 鳥巢

心痛切地 吹著橫笛

又騷亂 夜半的風


嫉妒

作詞井上陽水
作曲井上陽水
歌井上陽水


嫉妒愛的言詞

愛反面 嫉妒


看著窗一帶佇立的 你

感到 象觸犯長的歲月一樣的氣

晚霞的天空的哪裡

忘記的愛潛入

流不是 眼淚汗

對你寄予的愛 嫉妒

一邊說春風吹 秋風吹 寂寞

對你寄予的愛 嫉妒嫉妒


看海濱百合開的 地方

好歹我等好像來著到 海

手袋的 和眼鏡

脫離化妝分散

波浪拉進來到 海底那個

嫉妒愛的言詞

愛反面 嫉妒

洋服重疊地穿的 你的心

徬徨不可思議的世界 走著

有誰云也不得的事

哭的哭的我也看天空

在muna騷亂 夏天來臨恐在

對你寄予的愛 嫉妒

春風吹 秋風吹一邊入暮 悲傷

對你寄予的愛 嫉妒

對你寄予的愛 嫉妒

嫉妒 O 嫉妒


旅行的宿驛

作詞岡本首領
看作曲吉田拓郎
歌吉田拓郎


一,浴衣的你芒的簪

熱燙酒壺的 頭捏

已經滿滿地 如何之類

看呦妖媚

二,我是我缺乏 盤腿坐

你的臉頰和耳朵 ma發燒得難受

哎呀是 風流之類

一個俳句也扭


三, 完全關掉房間的明燈

洗澡(水)的上的頭髮 好的香味兒

是上弦的月

隔了好久睡 看月之類

四,我完全 醉chi等

你的以大腿作枕 出神地

已經喝得太多等

對抱你的意 好像也不熱熟


花的項鍊

在作詞菅原房
子侯補作詞 中做禮
儀作曲 杉和ma這樣在c
hi歌 The 並列加思


花開放的女兒們 花開放的原野

雛菊的花的項鍊 溫柔地編著

oo 愛的記 花的項鍊

關於落後我的頭

像你的手臂 纏上一樣地

花稠密的女兒們 黃昏的森林

把 身姿換著成浮在湖上的天鵝

oo 愛的記 花的項鍊

請去到我的頭

由於虛幻的聲音 天鵝雲ta

眼淚的天鵝 花的項鍊

掛上(放上)了的時候嘆息的天鵝成為了 女兒

oo 愛的記 花的項鍊

oo 愛的記 花的項鍊


八月濡濕的沙

作詞吉岡 Osamu
作曲 mutsu Hiros
hi歌石川 水芹


把我的海染成 通紅

夕陽 流著湧出的血

那個夏天的光和影子

是去了哪裡的

連悲傷 被燒盡

我的夏天 明天也持續

象被發射的 帆船一樣地

不知不覺愛 也腐朽的睡那個
夏天的光和影子

是去了哪裡的

連回憶 留下不有

我的夏天 明天也持續

那個夏天的光和影子

是去了哪裡的

連回憶 留下不有

我的夏天 明天也持續


好的星期日出發

作詞谷村新衙
門作曲谷村新衙
門歌山口百惠


一,向在雪融真正近的 北的天空

通過做呼喊每天的 夢的時候

yogiru不歸人們熱的胸

至少從今天去獨自一人 旅行

哎呀 日本的哪裡

等我的人在

尋找好的日出發 晚霞

把用母親的背聽的歌做為 旅伴


二,岬未中 少年釣魚

返回藍的芒草的小徑 嗎

我從現在創ru積蓄 思想在出來


在沙裡(上)用枯木寫的打算“再見”

哎呀 日本的哪裡

等我的人在

找尋好的日出發 羊雲

父親給告訴的把歌做為 旅伴


哎呀 日本的哪裡

等我的人在

找尋好的日出發 幸福

把孩子的時候唱的歌做為 旅伴

想想遇見遇見

作詞岩谷時候
孩子作曲宮
川泰歌園 球


一,愛的人只 你

明白

心的線不能繫結的 二人戀人

喜歡的是yo 愛好喲

是 請吻我,不過

喘不過氣來 眼淚出來


二,愛的言詞 也不知道

再見下面人

只一人的懷念的 我的戀人

在耳邊 耳邊

是 說非常喜愛,不過

害羞 笑的我

三,想被愛 嘴唇

一邊咬手指

睡的夜晚的夢需要的 心的戀人

想想遇見 遇見

對星空 試著招呼,不過

變得寂寞地 死


胡椒警部

作詞阿久悠
作曲都倉俊一
歌 粉紅·貴婦人


一,不做胡椒警部障礙

胡椒警部

我們從現在起 好的地方

像你的言詞 注射一樣地

沁入我的心的 那樣 聽著

mura開放在ro做的 黃昏時候

凹版相片那樣地 能看見

哎呀 覺得的 那時

請喂們 返回

撕裂二人的聲音下面的yo aaa

不做胡椒警部障礙

胡椒警部

我們從現在起 好的地方


二,不做胡椒警部障礙

胡椒警部

我們從現在起 好的地方

愛喲 連發槍

殺死了我的那樣 那樣 快要輸喲

別都市的天空 奇蹟醉

星空擴展的 夏天的夜晚

想哎呀 夢看的 那時

請喂們 返回

從夢被現實返還了的yo aaa

不做胡椒警部障礙

胡椒警部

我們從現在起 好的地方

for you…

作詞大津 Akir
a作曲鈴木 kisabur
o歌高橋真梨子


擦去眼淚 你的手指

注意到了的 初次

那個時候的到我今天為止的每天

給看著的 你


以只有任性抱歉

與戀人分手

在你的房間 大醉了

也有那樣的夜晚

如果思想開始在 苦笑

淋做非常悲傷也

在你旁邊 溶化了

總是何時的日也

如果假使 一直沒能遇見

走yuke沒有

如果激烈地這個愛能抓住

不放開的 不丟失的 一定

想要想要你的 你

更奪去 心

想要想要你的 你

想要愛 全部

假使 傷害互相

為拂曉懊悔累也


激烈地這個愛發現的日

不忘記的 不丟失的 一定

想要想要你的 你

更奪去 我

想要想要你的 你

想要愛 全部


一個人睡眠的看小孩兒歌

作詞加藤登紀子
作曲加藤登紀子
歌加藤登紀子


一,一個人睡的時候呀呦

膝頭冷

象抱女孩兒一樣地

溫熱做喲

二,一個人睡的時候yayoo

頂棚的鼠

給唱吧

一起會唱

三,一個人睡的時候yayoo

樅雞架枕頭

思想在出來弄濕吧

人親愛的

四,一個人睡的時候yayoo

見異思遷的夜風

撲通打門

叫你吧

五,一個人睡的時候yayoo

拂曉藍

給告訴吧

是一人者也好的東西

六,一個人睡的時候yayoo

n LARALARA………


黑的船歌

作詞能力吉利
人作曲櫻井順
歌長谷川Kiyoshi


一,男人和女人的 間

有深暗的 河

誰不能渡行的 河都成為

en'yakora今夜也開出 船

R0W & ROW R0W & ROW轉
入的na R0W ROW

二,你十七 我十九

忘記也不做的 這個河

二人的星的 一番碴兒

也有流(放)哭的 夜晚

ROW & ROW ROW & ROW轉
入的na ROW ROW

三,從那個幾年 劃繼續

大浪微波 搖晃被搖動

也有天堂能看見的 事

也有地獄看著象的 事

ROW & ROW ROW & ROW轉
入的na ROW ROW

四,譬如男人 笨蛋鳥

譬如女人 忘記貝

通紅的潮 滿的時候

想起丟失了的東西

ROW & ROW ROW & ROW轉
入的na ROW ROW

五,與你在的這樣的 間

有深暗的 河

想儘管如此還是 遇見

en'yakora今夜也開出 船

ROW & ROW ROW & ROW轉
入的na ROW ROW

ROW & ROW ROW & ROW轉
入的na ROW ROW
ROW & ROW ROW & ROW轉
入的na ROW ROW

讓南國土佐離開

作詞武政英策
略作曲武政英策
略歌 佩吉葉山


一,讓南國土佐 後邊成為

來都城之後 幾歲zo

想起的 故鄉的朋友

對出門唱的 好鯉魚節

?土佐的高知的 梁瑪雅橋

和尚簪兒 買的wo看了

二,在月的海濱包圍 焚火

暫時的娛樂的 一時

我驕傲的 聲音也喊叫

唱的yo土佐的 好鯉魚節

空開?看mase顯示增加yo 浦戶

月的名勝 桂濱

三,國家的爸爸 室戶的海上

說鯨魚釣了的來信

我也不輸 努力之後

唱的yo土佐的 好鯉魚節

?說的大頭魚如何chi和 不在ku的池子

潮吹的魚 游泳基於

好鯉魚 好好鯉魚

東京的賣花女兒

作詞佐?詩
生作曲上原gen
和歌岡晴夫


一,冒出藍的芽的 柳的十字路口

召見花mase 召見mase花

帶哪裡寂寞的 憂慮

瞳孔在焦急 那個笑kubo

哎呀東京的 賣花女兒


二,認為夢的特別 花籠抱

召見花mase 召見mase花

頭繁茂 廣重描繪

月也新的 春天的傍晚

哎呀東京的 賣花女兒


三,爵士樂傳出的 大廳的明燈聞

召見花mase 召見mase花

漂亮的janba 美國兵

追影子的 甜的風

哎呀東京的 賣花女兒

qasabah的女人

作曲久我山智惠
歌工藤靜香作
詞大高 幹sa


不是眼淚的yo 見異思遷的雨

只是一點這個臉頰弄濕了

這裡地的盡頭 arujeriya

反正在qasabah的 夜晚開

酒館的女人的 噓同情


唱增加以yo 我好

senu的黃昏 眼皮的都城

花歐洲七葉樹 香榭麗大街

紅的風車的 舞蹈的少女

事到如今不返回的 境遇


你和我 都被買的生命

即使試著戀愛也 一夜的火星

明天是chenisu還是摩洛哥

哭搖手的 後面影子

外國人部隊的 白的衣服

櫻花貝的歌

作詞土屋花情
作曲八州秀章
歌岡本敦郎


一,美麗的 櫻蛤一個

給(對)離開能行的 你不奉獻

這個貝 去年的海濱

破裂一人 寬廣貝喲


二,感覺溫暖 淡紅色稱心如意的ru

我燃燒搖動的 sa迷惑湧出的血喲

陣陣傳來 如此香味兒

你戀愛賣的 胸的微波


那樣變成 我思想在虛幻

不轉移在世間的 岸(上)終

薊的歌

作詞橫井弘作
曲八州秀章
歌伊藤久男


一,山 憂慮有的山

海海的 悲傷

更不用說心的 花zo

開放做如果就薊的 花


二,比高嶺的一百合的 那(樣)都

把隱藏作為夢做為 一心一意

胭脂紅燃燒搖動的 那個身姿

深的 我思想在薊


三,可愛的花yo 你這個薊

心的花yo 你這個薊

定的 直徑 不終也

能發出香氣yo至少 我胸

mura前頭小曲

作詞佐藤Sonos
uke作曲阿部武
雄歌東海林太郎


一,流(放)的眼淚如果就 戲劇

也有什麼辛苦的飛舞

濡濕燕子的 哭的聲音

悲哀艷聞的 旦角

二,喜好不成的 被喜好不變成

仇敵na一番yo的 見異思遷船

裝上流 到什麼時候嗎

回憶遇見不是也 戀愛

三,謊言或者是真正還是 假mura前頭

誰知道男子心

即使散落即使弄散 人世

生命生鏽和 薄牡丹

離別的一本杉

作詞高野公男
作曲船村徹
歌春日八郎


一,能哭的 能哭

不忍耐斷 能哭

與那個女兒分手的 悲哀

山的松鴉 也叫著

一本杉

石頭地藏的呦 村頭

二,遠的 遠

思想開始在也 遠的天空

如果必定 到達了東京

來信送的話 雲ta女兒

蘋果別醉

紅的臉頰peta的yo 那個眼淚

三,招呼 招呼

偷偷地月夜ya 試著招呼了

媳婦兒也不去 這個我

返回只顧 等著

那個女兒幾個

老早二十yo 過的ro

是愛愛愛喲

與作詞濱口庫之
助作曲濱口庫之
助歌田代美代子,和田弘mahina·sutazu


是一,愛喲

是愛喲

只對你 死的程度

是愛喲

是愛喲

只日日夜夜 只有你



變得苦的長的夜晚

這樣的心情

誰都明白不給

是愛喲

是愛喲

只為你 賭上生命


二,從何時這麼

從何時這麼

是喜歡你的嗎

怎麼這麼

怎麼這麼

是為了你 困苦的

假使你

如果變得不在怎樣做

我一人的話

非常活yuke沒有

是愛喲

是愛喲

只為你 賭上生命

賭上生命

賭上生命


野崎小曲

作詞今中楓溪
作曲大村能力章
歌東海林太郎


一,野崎來乘 游船ma在

朝向哪裡也 油菜花za雁

ya 蝴蝶?也停在漂亮的旱傘上

試著招呼樣子或者 堤壩的人

二,野崎來乘 游船ma在

染久松喘不過氣來的戀愛

留下的紅梅久作屋地基

現在也降下 春天的雨


三,野崎來乘 游船ma在

在聲音廣為人知的 觀音在

願望架yo或者 歌riyo瀑布

瀑布白絲 法的水

珍奇島故事

作詞中山大三郎
作曲中山大三郎
歌小天使 友誼


海破碎yo 道作成喲

島和島 相連

這邊從珍島到 那兒芽島裡

海的神 感謝您

靈登sari的 願望一個

四處離散了的 家族的相遇

啊在 我這兒 祈願

跟你的 愛yo再次


遠方習慣 心也很暖

你相信 生活

那樣好的tsu的日或者 一定能遇見

海的神 感謝您

繫結兩個的島的道喲

遙遠地遠的 北繼續

啊 非常好的yo 死的那樣迷喲

與跟你的 愛喲能越過


靈登sari的 願望一個

四處離散了的 家族的相遇

啊在 我這兒 祈願

跟你的 愛yo再次

箭懇切的擺渡

作詞石本美緣故
起作曲船村徹
歌細川Takashi


一,「帶逃跑……喲」

「附有在……喲」

下黃昏墮落的雨的 矢切的擺渡

背叛也父母的心

是想生活於戀愛裡的 二人

「別二,棄而不顧……」

「扔掉不做……」

北風哭冒出的 箭懇切的擺渡

傳言悲哀的 柴又扔掉

船託付的 定

三,「去……哪裡喲」

「是不知道的土地……喲」

一邊搖晃櫓一邊喉嚨bu 箭懇切的擺渡

殺呼吸一邊寄(移) 身體

是開始划到明天的 離別


北國的春天

作詞 在穿
的作曲遠藤
實歌千昌夫


一,白樺青空南風

拳頭開放的那個山岡北國的 那樣北國的春天

季節都市從 wa變得風平浪靜的ro

到達的媽媽的 小包

歸過濾na 歸ro向那個故鄉嗎


二,雪融 淺溪的流水聲 丸木橋

kara松的芽冒出的北國的 那樣北國的春天

喜歡彼此 不能說出

分別再五年 那個女兒怎樣要著

歸過濾na 歸ro向那個故鄉嗎


三,棣棠 晨霧水車小房

兒歌聽得見的北國的 那樣北國的春天

大哥父親象 也沉默寡言的二人

偶然酒 也壓倒的過濾

歸過濾na 歸ro向那個故鄉嗎

酒喲

作詞吉幾三
作曲吉幾三
歌吉幾三


一,眼淚有幾滴 回憶在出來

心也有幾個 傷

一個人酒 手酌酒 一邊聽著演歌

horori酒 那樣的夜晚也

偶然ya naa好


二,回顧那個時候 夢堆積的船

對怒濤向做ta 二人

男人酒 手酌酒 一邊聽著演歌

是吧a酒yo 你

明白 naa酒喲


三,連想喝的yo沐浴的那樣 睡眠鴟鵂

男人有明天的 明白吧

一邊道歉 自酌酒 一邊聽演歌

愛的 從現在起也

明白的yo naa酒喲

一邊道歉 自酌酒 一邊聽演歌

愛的 從現在起也

明白的yo naa酒喲

明白的yo naa酒喲

補償

作詞荒木和yo幹s
a作曲三木Takas
hi歌 特麗薩·貂


一,西陽 打到窗上的房間

總是發出你的 氣味兒

如果一個人生活 回憶開始在

牆的傷也殘留了 放置去

如果補償愛變成 離別,不過

別這樣的女人 也忘記

太和善的你

孩子那樣的你

明天 成為他人同志,不過


二,遺憾 你的事

稍微香煙 也保守

過去被束縛的 生活的事

比我討人喜歡的人尋找的事都喲

如果補償愛成為 重擔子

離開這個城市 試著生活

酒喝也一個人

看夢也一個人

明天 成為別人同志,不過


如果補償愛變成 離別,不過

別這樣的女人 也忘記

太和善的你

孩子那樣的你

明天 成為別人同志,不過


雹子

作詞 和球ren
作曲 和球ren
歌佳山明生


一,請喝吧 再稍微

不想今夜不返回的 返回

說誰等 那個房間

不那樣yo誰都在的wa 現在

請別唱 那個歌

開始在分別的那個人 回憶

變得如果喝非常 淚窩淺

請這樣的我 容許

外邊冬天的雨 還不停

象沾濕這個胸一樣地

不會傘的話 沒有,不過

不想返回

更醉的那樣喝

想忘記那個人


二,拋棄我的 那個人

事到如今懊悔 也沒辦法,不過

依戀時候不能消去的 這樣的夜晚

女人一個人喝的酒 寂寞

醉之類不在的wa 沒哭

只是刺激了香煙的冒煙 眼

如果我醉返回 家

你那樣的不 擔心

外邊冬天的雨 還不停

象沾濕這個胸一樣地

不會傘的話 沒有,不過

不想返回

更醉的那樣喝

想忘記那個人

想忘記


小酒館

作詞阿久悠
作曲大野剋夫
歌五木Hiroshi,KinomiNana


(男人)假使如果不是 厭惡

一杯 給喝什麼

(女人)那樣喂 兩倍的波邦

別客氣 領受

不是聽(男人)名字的那樣 庸俗

更不用說 境遇話等

(女人)那樣yo 偶然 小酒館

只是坐了在橫(側)東西


(男女)畫兒也沒有的 花也沒有

歌也沒有

裝飾的言詞和 灑落都沒有

那樣的小酒館


如果出了到(男人)外是 雨吧

剛才para附有了 小雨

到(女人)好的wa 停在 這兒

一人連著用力 喝著

(男人)那麼到 早晨交往嗎

與壞的女人相識

不需(會)對按(女人) 介意

你 趕快返回喲


(男女)畫兒也沒有的 花也沒有

歌也沒有

裝飾的言詞和 灑落都沒有

那樣的小酒館


五一對街的Marie

作詞阿久悠作
曲都倉俊一
歌 pedoro&kapurishasu


一,如果去了五一對街就去 Marie的家

怎樣的生活 做著

請看

五一對街是舊的城市 過去的人

想一定住 在

請尋問

與Marie這個女兒 遠的從前討厭

使之做悲哀的所想的 只有那(些)擔心

在五一對街聽說傳言 假使去到媳婦


如果現在非常幸福 不靠近想要


二,如果去了五一對街就去 Marie的家

怎樣的生活 做著

請看

在五一對街住的時候有著 長的頭髮

討人喜歡的Marie現在怎樣嗎

請告知

與Marie這個女兒 遠的從前討厭

使之做悲哀的所想的 只有那(些)擔心

五一對街近,不過 非常遠的地方

壞,不過那樣的所想 請推察

茅蜩

作詞仁井谷俊也
作曲德久廣司
歌長山洋子


燃燒生命的 季節短

更不用說女人的 漂亮的時期

夏天的黃昏 人親愛的

好像一心嚮往叫做的 茅蜩的


如果用言詞能談愛

如果到信能訂綴愛

哎呀 你

如果死眼淚能流(放)嗎

冷的身體抱能佔嗎


這麼你 愛

命運的籬笆 不能越過

惋惜夏天的結束叫

愛好像嘶啞的 茅蜩的


如果以二人能尋找夢

如果在心裡(上)能描繪夢

哎呀 你

凝視的事也是 不實現的戀愛嗎

忘記的事是 真實的愛嗎


如果用言詞能談愛

如果到信能訂綴愛

哎呀 你

如果死眼淚能流(放)嗎

冷的身體抱能佔嗎

花的華爾茲舞

作詞 鷹 Takash
i作曲德久廣司歌
紫藤 Aya孩子


想用夢遇見想被擁抱

你的愛的 表面沉默

花喲,花,花不散落

生活在人世的不合理

快要被沖掉了了


哭不成的夜晚蟲

撫摸我的頭髮的人

雨喲,雨,雨不下

為心酒滲入的夜晚

玻璃哭sa迷惑ru


想圍繞遇見的幸福

女人的眼淚夢水滴

花喲,花,花不哭

浮在流動上的水草也

抱在胸中小春天

一個人酒

作詞 鷹 Takas
hi作曲水森英
夫歌伍費夏子


把肩膀與你並列喝了

酒親愛的 雨下的胡同

與你被稱作 被抱的夜晚

女人使之感到互相的 酒盅接上

chibirichibiri

chibirichibiri

夜晚的小酒館 一個人酒


香煙的冒煙刺激這個眼

開始在你的氣味兒 懷

不知不覺一起決定 心

奉獻竭盡的 女人淚

chibirichibiri

chibirichibiri

夜晚的小酒館 一個人酒


由於酒的原因不是哭

請明白寂寞的心

就只要因不實現的夢而 也生動

等女人的春天的 胡同背面光亮

chibirichibiri

chibirichibiri

夜晚的小酒館 一個人酒

河內男人節

作詞石本美緣故
起作曲岡千秋
歌中村美律子


一,河內出生的 無定性的人

活好的 那樣…賣也

satemo大家 但是粗糙

這裡要是男人的 舞台

鼓打切 門面

爭吵伴奏的 河內節


二,一膽量和 二人情

以後訴諸武力 那樣…手臂做

雖然是satemo大家但是 不好聽的聲音

阪田三吉物語

艷麗的掛聲音領受

呻吟的男人的 河內節


三,與愚蠢的兒子 給責備

我的父親 那樣…生駒山

satemo大家 一邊怕

皮膚潑辣的 豪俠

與gui冷酒喝光

仁義打破的 河內節

酒紐帶

作詞石本美緣故
起作曲水森英
夫歌天童Yoshimi


一,繫結一次的 生命的紐帶

繫結通過 始終

這個是二人的 生活意義

決定的心… eee…謊言沒有


二,不晴添上的 人世的命運

怨mu心情 沒有的東西

剩下我一個人逝世了

你黃泉… eee…太遠


三,與舊的女人 打算被笑

皮膚 也不允許誰

月寂寞 一邊毫不隱瞞地說出

是沒有酒杯… eee…酒紐帶
無言坡

作詞市川睦月
作曲玉置浩二
歌香西 香味兒


一,那個窗和 這個窗 明燈都點上

溫暖的 使之做互相 能看見

各一個 堆積起來的 打算也

即使何時也 交錯的 二人

這樣的 苦的戀愛

如果在口裡(上)出變成 謊言

想返回的 不能返回的 這兒無言坡

想返回的 不能返回的 一個人日暮坡


二,那個城市和 這個城市都 要下雨的樣子

去哪裡的 墮落狗 一個人

安慰和 辯解 都不需要

要是回答 馬上 也能出

這樣的 苦的戀愛

關閉口成為 貝

想容許的 不能容許的 這兒無言坡

想容許的 不能容許的 雨的迷惑坡


想返回的 不能返回的 這兒無言坡

想容許的 不能容許的 雨的迷惑坡

這裡無言坡

飢餓海峽

作詞吉岡治
作曲弦哲也
歌石川 Sayuri


用粗草紙裹住的 腳的指甲

在重視來生裡(上) 持(有)

如果想遇見您了

臉頰pe刺人痛地 試著刺

愛愛束 身體

到(連)縱使地獄的終 也帶

啊 這船 樹葉船

划和劃 都溯尋的岸沒有

飢餓海峽


一夜的相會 明白

口沉重 好人

要是留客的雨 好,不過

好像哭著的 恐山

殺吧殺 指甲立

包圍您的手 帶到頭

啊 這海 紅的海

劃和劃 都返回的道沒有

飢餓海峽


愛愛束 身體

到(連)縱使地獄的終 也帶

啊 這船 樹葉船

劃和劃 都溯尋的岸沒有

飢餓海峽

純·情歌

作詞伊藤薰
作曲彩映歌
石川 Sayuri


這個一邊知道最後

深深地與你被繫結

從那天愛se沒有

你以外誰都


空的你小陣雨

搖晃我避雨

到(連)心濡濕了

溺水的那樣


不埒na戀愛

打算被招呼戀愛是戀愛


如果人生再有只一回

因為你

注入祈禱唱

純·情歌


一心嚮往戀愛叫的蟬

反正七日的流星

很短和激烈都

好像女人的


一定那個時候那個橋

如果乾脆二人能渡行

去滑動一生

變成紐帶


想遇見的你

至少夢中


如果人生再有只一回

因為你

放入祈禱愛

不迷惑地唱

純·情歌

Hu Hu Hu…


天城越過

作詞吉岡治
作曲弦哲也歌
石川Sayuri


一,不掩蓋斷的 薰上的香味兒

不知不覺對你 沾上了

要是被誰偷取的 位

殺死你 好嗎

睡亂 隱藏宿驛

九十九折 淨蓮瀑布

飛舞 搖晃落下的 肩膀的對面

你……山著火

是有什麼 已經也好的

穿過眩暈燃燒的 火

想與你越過的 天城越過


二,如果張開口 分別

扎的manma的 壞玻璃

以二人到 冷,不過

謊言也被抱 暖

山葵澤 隱徑

夜間陣雨 寒天橋

恨和 恨都 身體相反

你……山著火

是即使不能返回 已經也好的

監視眩暈燃燒的 地

想與你越過的 天城越過


跑水 迷戀

風群集 天城隧道

恨和 恨都 身體相反

你……山著火

是即使不能返回 已經也好的

監視眩暈燃燒的 地

想與你越過的 天城越過


風之盆戀歌

在作詞 中做禮儀
作曲三木Takash
i歌石川Sayuri


一,從蚊帳中看 花

開放虛幻的 醉蓮

年輕的日的 美麗

抱我 想要

回憶遇見的思慕之情的風之盆


二,我在你的 手臂中

跳躍裂開成為 香魚

如果這個生命 想要

無論什麼時候死 顯示

為夜晚懊悔的 三味的聲音


要是三,不活添上的 二人

去旅行ma背的 虛幻

因為是太慢的 戀愛

賭上生命 推翻

終戀歌旅伴

津輕海峽冬天景色

作詞阿久悠作
曲三木Takash
i歌石川Sayuri


一,從上野出發的夜行列車 下來了的時候

青森站 雪中

返回北的人的群 誰都沉默寡言

只聽著海鳴

我也登上一個人 聯運船

快要凍僵了的海鷗凝視

哭著

哎呀 津輕海峽冬天景色


二,瞧那個龍飛岬北未中

未見過的人朝向 手指

由於呼吸模糊的窗的玻璃 試著擦拭,不過

遙遠中只是顯現出來晚霞

再見 你 我回去了

風的聲音輸送胸

不斷哭

哎呀 津輕海峽冬天景色


再見你 我返回

風的聲音輸送胸

不斷哭

哎呀 津輕海峽冬天景色

心的酒

作詞小椋佳
作曲小椋佳
歌石川 Sayuri


也有楚楚地喝的 盡心的酒

也有大口地喝的 心滿足的酒

認為想 溫暖回憶的日

認為想 丟掉離開回憶的日

也有與朋友喝的 心重疊的酒

也有與旅行喝的 心訪問的酒

做二人 遇見的驚奇稱讚

僅僅在 還不看的自己發現


因為一味的人生 時候困惑的 搖動

因為一心一意的人生 時候溫和起來的 吵吵嚷嚷聲

適當的醉酒yo 心的酒煌帶有

芳香的夢yo 心的酒光輝


也有與戀愛喝的 心火照射的酒

也有與夢喝的 心裝飾的酒

花杯凝視微笑

遠的大地的平面 浮出目光


因為一味的人生 時候困惑的 搖動

因為一心一意的人生 時候溫和起來的 吵吵嚷嚷聲

適當的醉酒yo 心的酒煌帶有

芳香的夢yo 心的酒光輝


賓館港

作詞阿久悠
作曲弦哲也歌
石川Sayuri


一,三日三晚上

祭bayashi偶然停

秋風對身體做mu夜晚 最後的焰火

由於這個已經什麼依戀也丟失了

垂下頭 嘟噥 含淚

馬口鐵的燈籠 薄光亮

合適不幸的一人酒

死的氣沒有,不過 即使活也苦

波止場町 賓館港

二,出船進港船

以人熱鬧的棧橋

送行的海鷗很低地描畫 圈的景色

因為從這兒出來去何處也喘不過氣來

薄的胸抱合計扭 身體

夢Miru人在從前

哼只有船歌

醉的意也沒有,不過 不喝酒也苦

波止場町 賓館港


三,一生一回

剛剛相信戀愛

北國的海看過做 沉默寡言變成了

哭癖性終於醫好高興,不過

半夜剪 蹲 指甲

一番風暴蓋兒風暴海鳴

霧中警笛撕裂的寂靜

哭的氣沒有,不過 即使笑也苦

波止場町 賓館港

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啥子?翻譯軟體?

港歌
作詞 鷹Takash
i作曲豬俁公章
歌石川Sayuri

貼以紙一個港的酒館
解開行李再六月
紛紛下小雪的夜晚
心也不知不覺成為雪
喝yo 讓喝喲
不喝 心太冷
在你 旁邊
象mu做一樣地與 愛哭的人責備喲

扔掉東京言詞和戒指
成為本地的女人
你一次抱佔了
使之做互相的不知薄的胸
喝yo 讓喝喲
又扶不喝 誰
在你 旁邊
到 睡溫暖冷的腳喲

深夜的酒館男人和女人都
從過去逃跑喝酒
流冰離開到岬的時候
表也開始變動到明天
喝yo 讓喝喲
喝 心走散鳥
在你 旁邊
頭髮等撫摩 搖籃曲歌喲

風歸行感冒聽

作詞:吉岡治/作曲:son·minho/編曲:嫩草惠

風yo 風yo a??··

島的形象能看見的 海市蜃樓

是心的迷惑的原因

深灰色的海峽不高興

海鳥一隻不使之漏跳

風yo能哭能哭 做bukeyo波浪喲

投雪的飛石好

貫穿喜愛

如果二人思念到達

風…喲風…喲只是吹吹

返回的地方也沒有的 風歸行


交織te?和善和憎惡

那個時候二人 季風

蔚藍的海峽閃耀

發生奇蹟so沒有做了

風yo能哭能哭 做bukeyo波浪喲

投雪的飛石好

寂寞荒動彈

現在我 沙的船

風…喲風…喲只是吹吹

返回的地方也沒有的 風歸行



故鄉請多關照

作詞:吉岡治/作曲:岡千秋/編曲:南鄉達也

蜆貝對於 也貧窮

切身體的寒冷的 十三湖

從天空不終 下的雪

就這樣春天不來的

感到那樣的氣····

hyururuhyururuhyuru

風哭的每次

想起上行的夜行列車

在都市元氣地做著

小睡的床 蝦折睡

不是扔掉的譯的 至少用夢裝飾

故鄉 故鄉 aa 請多關照

日月或者 夢也

咬雲鴟鵂 大樓的街

在霓虹裡(上)染上的 背面窗

就這樣早晨不會來的

感到那樣的氣的····

kururukururukururu

鴿子啼kutabi

在下鄉的yogi蝴蝶花 眼裡浮現

jonkara三味線一邊聽

佩帶土產 夢中

燃燒的那個爐旁 至少用夢返回

故鄉 故鄉 aa 請多關照

故鄉 故鄉 aa 請多關照

開水的城市電影

作詞:吉岡治/作曲:花岡優平/矢野立美

電影下雨 一場上映兩部影片

又加上途中 很好地斷了

被稱作不良的 您

混沒於您···黑暗做了接吻

夜行列車的汽笛潛入

溫泉的城市電影院 rivasaido

Uh···

把嘴唇只做為扔下

溫泉的城市電影院 rivasaido

膠捲轉動

誰 開門的每次

硫磺的氣味兒 漂基於

出來了到都市 您

也不能經得住傳言的 您

您···現在我名也暢銷

海鷗這個名的姐姐

溫泉的城市電影院 rivasaido

Uh···

「悲嘆的天使」也褪色

開水的城市電影 rivasaido

膠捲轉動


混沒於豆餡兒ta···黑暗做了接吻

夜行列車的汽笛潛入

溫泉的城市電影院 rivasaido

Uh···

把嘴唇只做為扔下

溫泉的城市電影院 rivasaido

膠捲轉動

膠捲轉動

做pinsan

作詞:阿久悠/作曲:弦哲也/編曲:南鄉達也

也有很薄地胭脂紅照射的事

也有很輕地眉拉的時候

抱 我的一生

一點也不裝飾自己

滑溜用平素的面孔活了


是那樣 好

因此好

如果請做與pinsan 招呼

是高興的


做pinsan 做pinsan

真正戀慕損壞是女人


也有想眼皮染的事

想中國春蘭描繪的日的日暮也

抱 認真遇見的時候

害羞的心粉色

給以了變色的平素的面孔


是那樣 好

因此好

如果做pinsan走在 街

回頭


做pinsan 做pinsan

真正戀慕損壞是女人

做pinsan 做pinsan

真正戀慕損壞是女人

從雪花溫泉

作詞:阿久悠/作曲:岡千秋/編曲:南鄉達也

這麼深的 山Ai

扔掉 愛丟掉心

順便 眼淚也一生份兒

打算流(放) 來著

晴的天空

紅葉稱心如意山的下擺

harariharari和雪花

從遠的峰 飛舞下來


你 說戀愛的睡 做了吧

不順利的結果也

絕對恨 不在

哎呀從 雪花溫泉向 你


如果冷泉來臨 患感冒

出璺常常心 顫抖

燙熱酒好好地 喝光

以一個人炬? 暖和

下的星

悲哀的山的聲音懸吊

totontoton和 這個胸

從夜晚底 敲門


你 說戀愛的睡 做了吧

連稍微留下的依戀

從今天明天 能流(放)

哎呀從 雪花溫泉向 你


你 說戀愛的睡 做了吧

不順利的結果也

絕對恨 不在

哎呀從 雪花溫泉向 你

滾轉的石頭



阿久悠·作詞/杉本真人·作曲/川村榮ni·編曲

十五患 胸病

咳嗽擁擠的每次吐出了 血

十六父親的夢毀壞

立志穩健派的道

不斷讀十七個

愛的事也 膽怯

滿十八私奔的夢

悄悄信寫繼續

哎呀 那樣

哎呀 那樣··

滾轉的石頭去 哪兒

滾轉的石頭聽憑 坡

如果反正滾子gete 去

父母不知道的 遠的地方


如果有憤怒 胸打破

連隔昂 一邊止住

乾燥活的 青春

想我沒有

不迷惑,不過 就這樣的話

成為在苔裡(上)沾滿全身的 石頭

要是石頭用石頭 所想只有

與滾子geteMiru 考慮

哎呀 那樣

哎呀 那樣··

※滾轉的石頭去 哪兒

滾轉的石頭聽憑 坡

如果反正滾子gete 去

父母不知道的 遠的地方

重複

~近松情話~夢的浮橋

作詞:吉岡治/作曲:弦哲也/編曲:嫩草惠

不誓約的戀愛也是 罪嗎

比叡卸的 風吹雨打

帶喲

哎呀 帶逃跑yo 命運的那樣

象冬天不叫的 蟋蟀一樣地

扶黑暗 哭的不推


如果在人世恥辱曝曬

乾脆在黃泉 二世三世

請抱我

哎呀 抱破掉 包的頭髮

帶子裂 心也不裂開

快點使之去到 淨土


一日在一生 那(樣)好

要是活高興的 夫婦

明天丹波嗎

哎呀 明天每雪下的 近江路

以夢的浮橋 二人渡行

不推茂兵衛的 戀愛姿

螢的夜晚


作詞:吉岡治/作曲:三木Takashi/宮川彬良


隔開蚊帳中螢

與你並列看著

螢的夜晚涼快

模糊地蒼在夜晚底

幸福嗎?

幸福喲

哭喲

請哭

穗—穗—螢·螢

夏天的短夜 堅強地活

到天上


在小杜鵑 遠方啼在

你的團扇又動

螢的夜晚夢和現實

何時深雨也好

發睏嗎?

發睏喲

發生喲

請發生

穗—穗—螢·螢

雖然是 漂但是傍晚世間

到天上

幸福嗎?

幸福喲

哭喲

請哭

穗—穗—螢·螢

夏天的短夜 堅強地活

到天上


雖然是 漂但是傍晚世間

到天上


湯之花KOUTA


作詞:吉岡治/作曲:杉本真人/編曲:矢野立美


一杯個被爐 同情的偶然n

兩杯不對啦 妻子有一個人

三月三年以等的心意有也

在yotsu媳婦兒菜裡(上)ya 不習慣的花

在溫泉開放的花湯 冒煙藝妓

三味和舞 不輸,不過

戀愛苦的種 激痛的種

五杯好 撒嬌哭

以後依戀向溫泉裡流

※祈哩鏘 祈哩鏘 Wow Wow Wow

鶴先生烏龜先生

祈哩鏘 祈哩鏘 Wow Wow Wow

鶴先生烏龜先生

手足延緩湯之花小曲


六杯沉默寡言地 陰氣還酒

七冗長地 久坐不去的酒

八自暴自棄 季節還酒

忽然露出手的 危險的酒

在溫泉開放的花湯 冒煙藝妓

今天也明亮地 拍子添上

沙漠廳堂春天到達

出tokoton 竭盡瘦

後邊的辛苦向溫泉裡放

※~2回·重複~



作詞:阿久悠/作曲:都志見隆/編曲:嫩草惠

在硬的床裡(上)放倒 身體

呼吸也零零碎碎地看夢

死的氣生切的氣 哪兒勝

早晨來臨的時候 能決定

人生剛想非常麻煩

從那裡前頭的頁不開啟

戀愛 玩具 愛 玩具

哭 笑 又 玩具

命運之類 那樣的東西

哎呀 眼醒了

哎呀 好的天氣

哎呀要是 那(樣) 我 活喲


窗的簾子 斜開

身體委託看 天空

名前掩蓋到(連) 年齡談

據說朋友一人 也沒有


如果受傷悲嘆那個辛酸

再次向(以)夢的人不能遇見

跌倒 玩具 滑 玩具

乖戾 滑稽 又 玩具

如果神 就給玩

哎呀 注意到了

哎呀 好的景色

哎呀 還是 我 活喲

戀愛 玩具 愛 玩具

哭 笑 又 玩具

命運之類 那樣的東西


哎呀 眼醒了

哎呀 好的天氣

哎呀要是 那(樣) 我 活喲

悲歌得reji在

作詞:阿久悠/作曲:韓國民謠/編曲:宮川彬良

ah ah ··· ah ah

抱睡的夜晚

忘不了

死 死 不成喲

哎呀 譬喻遠方離開了也

您的心忘記帶回來了

時常為夜晚懊悔

風yo 能呻吟

不遇見 能遇見

想越過這個海峽

抱您

今天早上 海 也狂暴

人被命運玩

是走散的鳥還是 波浪之間的浮木

想儘管如此 遇見

想遇見

三日繼續的風後邊

彩虹海峽跨過的日

您來了 您來了

那樣的夢看 站到最後

頭髮稍微白

ah ah 阿里郎

ah ah ··· ah ah
花再次


作詞:阿久悠/作曲:三木Takashi/編曲:宮川彬良

春天再次 花再次 明年三月

春天再次 花再次 晚四月

同時遇見吧

花散開為 無情的暴風雨

被運送到水的流動的 被運送

山的宴快樂也

樹枝ba習慣 做了的時候

忘記了

去哪裡的 雪融水

由於冷一邊發抖

群聚向(到)去哪裡的 河面

描畫花瓣和花樣

春天再次 花再次 明年三月

春天再次 花再次 晚四月

又遇見吧 又遇見吧

比悲傷都花的命運

開放被風引誘的 開放的事 的事

旅行的心高興

飄飄 飄飄地

覺得吧

與遇到誰的 蝴蝶?一起

安排也沒有高地很低

遇到誰的 孩子的頭髮

一番休息 胭脂紅ku染

春天再次 花再次 明年三月

春天再次 花再次 晚四月

又逢現在背的 又遇見吧

春天再次 花再次 明年三月

春天再次 花再次 晚四月

同時遇見吧

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南無(皈依)喝囉怛那哆囉夜耶(三寶).南無(皈依)阿唎耶(聖),婆盧羯帝(觀)爍缽囉耶(自在).菩提薩埵婆耶(覺有情). 摩訶薩埵婆耶(大覺有情).摩訶迦盧尼迦耶(有大悲者).唵(皈命),薩皤囉罰曳(一切尊).數怛那怛寫(為救濟於一切恐怖者).南無(皈命)悉吉慄埵(於彼)伊蒙阿唎耶(我聖).婆盧吉帝室佛囉愣馱婆(觀自在香山).南無(皈命)那囉謹墀(言聖觀自在賢愛.慈悲之心).醯利摩訶皤哆沙咩(我今宣說).薩婆阿他豆輸朋(一切希望圓滿而有光輝者).阿逝孕(無比).薩婆薩哆(一切鬼神不能打勝者)那摩婆薩哆,那摩婆伽(童真).摩罰特豆(有道即令迷界清掙者).怛姪他(謂).唵(皈命).阿婆盧醯(有光明智慧者).盧迦帝(觀自在).迦羅帝(超越世間者).夷醯唎(吁獅子王).摩訶菩提薩埵(大菩薩).薩婆薩婆(一切一切).摩囉摩囉(憶念憶念),摩醯摩醯唎馱孕(心真言).俱盧俱盧羯蒙(作作事業).度盧度盧(保持保持)罰闍耶帝(遊空者). 摩訶罰闍耶帝(大遊空者).陀囉陀囉(保持).地唎尼(持者).室佛囉耶(帝王自在). 遮囉遮囉(行動).摩麼罰摩囉(無垢者).穆帝隸(無垢體).伊醯伊醯(教語).室那室那(弘誓).阿囉參(王)佛囉舍利(覺堅固). 罰沙罰參(歡喜).佛囉舍耶(除滅由貪瞋痴行動之毒害者).呼嚧呼嚧摩囉(作法無垢).呼嚧呼嚧醯利(速疾速疾,有花?者).娑囉娑囉(堅固者),悉唎悉唎(或蓮花). 蘇嚧蘇嚧(蓮花頸). 菩提夜菩提夜(悟悟).菩馱夜菩馱夜(教悟).彌帝唎夜(有慈愛者).那囉謹墀(青頸).地利瑟尼那(堅利).波夜摩那 (名聞).娑婆訶(欲見者,令影現,生歡喜圓滿成就涅槃之意).悉陀夜(義).娑婆訶(有成就者).摩訶悉陀夜(大義).娑婆訶(有大成就者).悉陀喻藝(無為).室皤囉耶(得大自在). 娑婆訶(於悉地與瑜伽有自在者).那囉謹墀(賢愛).娑婆訶(為青頸圓滿成就).摩囉那囉(有?面).娑婆訶(成就).悉囉僧阿穆佉耶(愛語第一義),娑婆訶(手執蓮花者). 娑婆摩訶(大成就)阿悉陀夜(無比).娑婆訶(成就). 者吉囉阿悉陀夜(無比).娑婆訶(成就).波陀摩羯悉陀夜(大義).娑婆訶(於法螺之聲,令開悟者).那囉謹墀皤伽囉耶(賢首聖尊). 娑婆訶(成就).摩婆利勝羯囉夜(英雄威德生性).娑婆訶(征於住左肩方面之黑色魔者).南無喝囉怛那哆囉夜耶(皈依佛法僧三寶),南無(皈命)阿唎耶(聖).婆嚧吉帝(觀).爍皤囉夜(自在).娑婆訶(成就).唵(皈命),悉殿都(令我成就).漫多囉(真言).跋陀耶(句),娑婆訶(成就).


大悲咒全文概述
皈依三寶,皈依大悲渡世的觀世音菩薩,世間感受一切恐怖病苦的眾生,要誓願宣說廣大圓滿無礙大悲救苦救難的真言,要看破生死煩惱,了悟真實光明,皈依於大慈大悲、隨心自在的觀世菩薩。祈求一切圓滿,不受一切鬼卒的侵害,皈命於為觀世音菩薩請說廣大圓滿無礙大悲心陀羅尼的本尊-千光王靜住如來。能得清淨圓明的光輝,能除無明罣礙的煩惱,要修得無上的功德,方不致沈淪在無邊執著的苦海之中。
  大慈大悲的觀世音菩薩,常以諸佛菩薩的化身,悠遊於大千世界,密放神通,隨緣化渡,一如菩薩顯化的獅子王法身,引導有緣眾生遠離罪惡,忘?生死煩惱,皈向真實光明。大慈大悲的觀世音菩薩以清淨無垢聖潔蓮華的法身,順時順教,使眾生了悟佛因,大慈大悲的觀世音菩薩,對於流布毒害眾生的貪、瞋、痴三魔,更以嚴峻大力的法身予以降伏,使修持眾生得能清淨,菩薩更以清淨蓮華,顯現慈悲,揚洒甘露,救渡眾生脫離苦難。只是娑婆世界眾生,常習於十惡之苦,不知自覺,不肯脫離,使行諸利樂的菩薩,常要忍受怨嫉煩惱。然而菩薩慈悲,為救眾生痴迷,復顯化明王法身,以無上智慧破解煩惱業障,遠離一切恐怖危難。大慈大悲觀世音菩薩顯化之諸般法相,常在眾生之中,隨緣隨現,使眾生憶佛念佛,迷途知悟。
  為使眾生早日皈依歡喜圓滿,無為虛空的涅槃世界,菩薩復行大慈大悲的誓願,手持寶幢,大放光明,渡化眾生通達一切法門,使眾生隨行相應,自由自在得到無上成就。菩薩的無量佛法,廣被大眾,恰似法螺傳聲,使諸天善神均現歡喜影相,亦使眾生於聽聞佛法之後,能罪障滅除,各得成就。不管是?面、獅面,不管是善面、惡面,凡能受此指引,都能得諸成就,即使住世之黑色塵魔,菩薩亦以顯化之大勇法相,持杖指引,渡其皈依三寶。
  南無大慈大悲聖觀世音菩薩,願誠心誦持此真言者,皆得涅槃。
大悲咒為任何學佛者所必修,猶金錢為世人所必具,此咒能圓滿眾生一切願望並治八萬四千種病。觀世音菩薩白佛言:「如眾生誦持大悲咒,不生諸佛國者,不得無量三昧辯才者,於現在生中一切所求若不遂者,誓不成正覺,惟除不善及不至誠」。
大悲咒持誦須知
  一凡持誦是咒者.不拘宰官士庶.男婦老幼道士僧尼.當守戒律.竭忠於君.孝養父母.不殺不盜.不淫不?.不嗔不恨.不驕不詐.不綺言妄語.不惡口毒舌.尊重是咒.敬而信之.如獲至寶.自然所求如意.所願遂心.功德不可思議.

  一凡持誦是咒者.先念經中南無大悲觀世音.願我速知一切法云云.再念南無大悲觀世音菩薩十聲.南無阿彌陀佛十聲.欲求某事.即觀想圖中某手眼寶相.至心持誦.虔誠拜禱.無不響應.

  一凡持誦是經者.必須庵觀寺院之內.廣設壇場.作種種佈施供養.潔淨身心.焚修叩禮.乃為盡善.次則家庭靜室.灑掃嚴潔.焚香供養.方可誦持.又或力不從心.即望空一香.按日持誦.但辦誠心.自得孚感之應.甚至舟車鞍馬.旅舍市塵.不及焚香.無由禮拜之處.只於每日清晨盥洗之後.至心望空虔誦五遍.勿令間斷.大悲威神之力.亦無有不感應者.

  一凡持誦是咒者.當悟經中所云.廣宣流布.莫令斷絕二句.或印施.或抄寫.或口授.務令此咒普為流傳.輾轉濟度.功德無量.

  一持此神妙大陀羅尼之人.必由夙世已曾供養諸佛.廣植善根.始能信心受持.是人幼德.已無量無邊.獲福亦不可思議.但始勤終怠.修行人所忌.懷不信心.罪業更深.經云.於咒疑者.乃至小罪輕業亦不得滅.何況重罪.普願同志善友.信心堅固.善果圓成.實厚望焉.

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おてもやん あんたこの頃
嫁入りしたでは ないかいな
嫁入りしたこた したばってん
ご亭殿(どん)が  ぐじゃっぺだるけん
まーだ盃ゃせんじゃった
村役 鳶役 肝いり殿
あん人たちの 居らすけんで
後はどうなっと きゃーなろたい
川端町さん きゃー巡ろい
春日 ぼうぶらどんたちゃ
尻ひっぴゃーで 花盛り 花盛り
ピーチクパーチク ひばりの子
玄白なすびの いがいがどん


ひとつ山越え もひとつ山越え あの山越えて
私ゃあんたに 惚れとるばい
惚れとるばってん 言われんたい
追い追い 彼岸も近まれば
若者衆も 寄らんすけん
熊本(くまんどん)の  夜聴聞(よじょもん)参(みゃー)りに
ゆるゆる話も きゃーしゅうたい
男振りには 惚れんばな
煙草入れの 銀金具が
それがそもそも 因縁たい
アカチャカベッチャカ チャカチャカチャ

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先旨申明,本文適用範圍是三十五歲以下的男性同胞。如果各
位女俠希望成為武林中聞名千古的女情聖,此文的參考意義相當有...
限。此外,我個人認為古代女情聖多從青樓出身,比如霍小玉杜十
娘等等,而且必走壯烈路線,不是沉江就得準備染上不治之症,傷
身傷心,得不償失,所以不推薦各位效仿。女士們研讀本文,只需
要抓住男情聖的活動路線並加以劫殺就可以了。


好,閒話少說,大家要想成為武林情聖,第一點是要有一個好
名字。極力推薦雙姓,所以投胎的時候挑爹娘必須謹慎,如果你已
經選錯了,建議趕快找一個雙姓的乾爹。 西門 (吹雪) 、 歐陽
(克)、令狐(沖)、慕容(複),以上種種都是值得竭力推薦的
姓氏,一旦擁有,第一次見面就足以讓你的名字在女主角的心目中
熠熠生輝,當真是別無所求。當然,也有不受歡迎的雙姓,比如公
羊這個姓,如果你不幸姓了它,就準備去蹲在某深山裏當個高人
吧,我們的情聖打不過大魔頭的時候也許會正好跌落在你的懷裏,
你要記得把畢生武功傳授給他甚至搭上自己一甲子的修為和一條老
命。看看,這就是姓得不好的下場。


單姓中也有不錯的,比如楚(留香)、白(玉京)、江(南)
等等,以選字有古意、帶水氣、意思比較朦朧為上。有些姓氏則是
情聖的大敵,比如你如果姓牛,那你還是老老實實的充當一個種莊
稼的俠隱好了。還有姓彭的,一般註定是五虎斷門刀彭家的好手,
這個家族在武林史上就未曾出過一個情聖,而且包攬了很大部分的
串場小角色。再比如姓金的,註定是銅臭太濃不夠飄逸的,比如金
庸、金何在,唯一一個有前途的金世遺,他還是個叫花子。

名字同樣以雙名為勝,比如張丹楓,乃是王國維先生說的"無
我之境",颯得沒邊了。再比如戚少商,古雅風流啊,尤其那 "少"
字占盡春光,永遠年輕。《林海雪原》裏的少劍波同志就是生錯了
時代,否則他絕對是可以流傳五百年的武林情聖。慕容複為什麼失
敗了?就是因為他雖然得了好姓,卻是個單名。他要是改名叫"慕
容覆水",那麼從出場開始,他武林大帥哥的前途已經註定了,而
且必然有著無限傷心的愛情往事。所以我把下列名字推薦給大家:
西門吟雪、司馬秋愁、歐陽遺恨、小澤征而……

下面就是注意一些身世的背景。

如果你不能生在武林的第一大家,比如什麼南宮世家,你就最
好家破人亡先。所謂梅花香自苦寒來,為了你將來有漂亮的俠女可
泡,還是建議你爹媽先去澳洲或者美國移民吧,然後你就可以無家
可歸了。其實大家設想一下,那個情聖有爹媽的?你不要跟我說韋
小寶。

沒有爹媽有無數的優點,一是你可以從小就在名山大川修煉武
藝,比如令狐沖那樣,二是你不用幫家裏幹活補貼家用,你見過楊
過種地麼?三是沒有人會幫你訂一堆娃娃親,通常我們知道,仙子
都是不會生在那種庸俗家庭裏的。而且你訂了親又不娶就會背上不
忠不孝不仁不義的大罪,郭靖已經在上面功虧一簣了,大家不可蹈
他的覆轍。除了少數天賦異稟的朋友可以生在塞外同時做情聖,比
如羅小虎,一般情聖還是得生活在中原地區之內,江南地區水氣充
足,人文氣息濃郁,最是滋養,我個人以為是情聖最佳產地。如果
太南到了嶺南地區,也是麻煩,那邊倒是出很多柔情似水,在你身
上下了蠱強逼你和她成親的如花苗女,不過這一類苗男就不符合中
土地區的情聖標準了。大家切記不可從倭國來,事實上倭國的情聖
多半都是以淒厲的下場瞭解一生的,比如妙僧無花的老爹,再比如
美少年劍客沖田總司。慎之,慎之。

武器的選擇上,劍是第一選擇。

劍這個東西有很多好處

一是輕巧便攜
二是優美文雅
三是有公子貴族氣

最忌諱的兵刃我草擬了一個列表:

九環金背大砍刀
這類武器山賊專用,主要也是為了烘托氣勢用,一般會在第一招結
束前被一把寶劍削斷。

宣化斧
程咬金李逵等特型土匪專用,如果誰覺得他們象情聖,請不必再讀
這篇文章了,我們的審美趣味好象來自完全不同的兩個星球。

娥眉刺
請注意"娥眉"兩個字,這類兵器和東方不敗的繡花針一樣,實在秀
巧過頭,在自我揮刀之前不宜使用,而在揮刀之後你也沒有成為情
聖的必要了。天生取向特別的人士可以使用,但是如何用它成為特
別情聖我就不知道了。

鐵尺鐵鏈
捕快專用,而且稍微有點名氣的捕快還不屑於此,比如冷血還是用
劍,無情用暗器。

九齒釘耙
大唐年間有一位情聖用過,可惜招數後來都失傳了。

其他可以推薦的武器包括摺扇、款式獨特的刀(如傅紅雪的黑
刀)、長槍、棋子、空手。注意,空手的時候一定要練習指掌類的
功夫,大力鷹爪,少林長拳都不推薦。你可以想像陸小鳳一指點出
說"靈犀一指",你能想像他馬步沖拳,大喝"黑虎掏心"麼?(猴子
偷桃?太下乘了吧?)如果不相信我說的,你扛一狼牙棒,帶兩鎦
金錘,騎匹毛驢,走你的另類情聖道路去吧,我不管你了。

好,那麼你現在叫做西門吟雪,你爹媽都移民美國了,你用一
把寶劍,沒有娃娃親,長到二十歲,現在要出門找美貌少女當情
聖。關鍵是,路怎麼走?"我家的妹妹特別多,沒有危險不登門。"
記住上面的話,傳世的真理。所有美若天仙的妹妹,必然在你生死
瞬間才會登場。否則你想,她要是隨便都會被男人遇見,那麼早在
十八歲以前就有無數的愛情經歷,曾經倒在無數兄弟們的懷抱裏
了,焉能適合武林情聖的擇偶標準?

所以,一定要往危險的地方去,塞外、雪山、幽深的山谷洞
穴、邪道瓢把子的家,哪里危險你往哪里鑽。而且一定要趁武功還
不好的時候去,否則你和西門吹雪一樣天下無敵,就少了很多躺在
姑娘懷裏養傷的機會了。這就是楊過和郭襄終於失敗的原因。

看見前面那個黑道法王了麼?對,上去滅了他!但是注意,不
可以招惹那些一擊必殺的第一名劍。設想你膽敢和拔刀齋那種劊子
手單挑,他居合劍斬下根本沒有活人,你焉有機會醒來後躺在一張
粉紅色的錦塌上,吐著血對某個天仙說:"這兒是哪里?"那麼你現
在已經被某個妹妹從死神的手上救回來了,並且被悄悄安置在她自
己的床上(這一點不敢保證,很可能比較暴躁的姑娘會把你養在她
家的馬棚裏)。不過別高興得太早了,沒那麼簡單,別齜牙咧嘴垂
著口水一臉陰謀成就的樣子。

早期的情聖運氣往往好得邪門,中了某種黑道的陰毒內力,偏
生又一時半會沒法翹腳,只好天天和姑娘培養感情之餘吐血給她
看。這時候往往有一個精通房中術等邪方的道士登門(可以肯定他
是情聖的托兒),傳達了一個真理,就是姑娘只有以身相許才能治
好你的傷。然後…然後…你只要繼續吐血就可以了。不過其中一個
必要條件是仙女是獨居的,否則她如果有一個外形奇特的使女,她
可能會設想培養你和這個使女的感情,那麼後來的情聖們多半倒楣
一點,存在著如下障礙:

第一,她的老爹是你的殺父仇人,是黑道的大瓢把子。幾乎九成的
黑道瓢把子都有一個很漂亮很漂亮的女兒,而且都很憎惡黑暗。這
其實也有原因的,因為黑道人物一定會不擇手段去搶一個漂亮老
婆,所以他的女兒就會比較好看。不必那麼義憤填膺,你未來的老
岳父也是為了你啊,兄弟。

第二,她性格冷漠,小龍女…這是可以理解的,如果仙女性格不冷
漠天天喜歡往你胸口上帖說娶我吧娶我吧,那麼就有點貼近左道的
青樓路線了。

第三,她和你屬於不同的幫派,最好是不同的種族,比如你是乾隆
皇帝被高鼻子大眼睛的維族仙女香香給救了。有人說,那我把她搶
回宮裏不就完了麼?注意,這裏是情聖課5910,帝王課981
7在隔壁上呢。

很嚴重吧?不要怕,沒什麼大不了的。這是為了給你充分的時
間稱雄江湖。現在準備和妹妹很淒慘的分手吧,她會悄悄回頭看你
一眼的,如果熱烈點如趙敏那樣會咬你的嘴唇,那麼你就預先收到
利息了。還記得前面那個姓公羊的山谷大俠麼?去找他,讓他把一
生內力傳給你,然後油盡燈枯而死。你也許會認識一兩個武林朋
友,要麼他們是有老婆的,要麼就是長得實在特別,再不然是和
尚,反正又會幫你又不會和你搶仙女的那種。你就天天在江湖上
晃,一邊積累內力一邊積累勢力,其中會有若干次和仙女相逢的機
會,不過可以肯定你是沒法一下子把她娶到手的。這個階段你多半
會認識其他三到五個妙齡女子,都有將身待嫁的意思。不過記住,
和她們聊天打發寂寞可以,答應成親就失去成為真正情聖的機會
了。不要狗熊掰棒子一樣,一定要盯緊最好看的一個。時機差不多
的時候可以準備和你最大的仇家開戰,可能是邪教老妖,也可能是
你未來的黑道老岳父。這時候,哇呀呀,你忽然發現大事不好了,
原來仙女竟然落進了危險中。

你以前認識的勢力都可以派上用場了,設想一下吧,只見天南
風雲湧動,江上千舟競發,你引著萬千英雄站在船頭去救佳人。那
時候微風吹起你的長髮,你抱劍大吼:"敢動老子的女人,我和你
拼了!"知道令狐沖去救任大小姐什麼結局吧?

如果你比較性格比較另類,特別欣賞孤獨的氣質,那麼這個時
候你會發現你忽然被那幫無良的朋友都拋棄了。不要怪他們,他們
是為了成全你的英雄偉業。此時天高雪寒,他黑衣長劍走在茫茫大
地上,悄悄對遠方的妹妹說:"我來了"此後是一對一千的大惡戰,
雖然理論是你只有1%的勝算,不過那只是表面數字,最後你必然
會渾身浴血的殺到妹妹面前。此時你持劍蒼涼卻溫柔的吻一下她的
面頰,此生的大事基本搞定了,你就可以順勢暈過去了。(不暈過
去可能會有一個大嘴巴過來)喂,少俠。要吻以後有的是機會,你
都親了一個小時了,煩不煩啊?如此,西門吟雪少俠,你已經找到
了意中的仙女。你此前認識的其他姑娘都會有點憂傷卻又無限真誠
的祝願你們幸福,邪道的老魔頭也會順理成章的完蛋,如果他是你
的老岳父,他還會乖乖的把女兒託付給你,你也算明媒正取了。
去終南山或者江南水鄉買片小田,帶老婆過小日子吧,一般鑒於你
已經結婚,你不會有演出續集的機會了。樂開花的時候,不要忘記
把你移民美國的爹娘接回來哦

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吳:請問你為什麼寫「假如吳宗憲是中華民國的總統?"」

陳:吳宗憲具有相當強的表演能力,如果他是立法院長,所有立法委員就沒 有表演的
空間,只有回歸專業,認真研究議題;如果他是總統,人民不會太在意他的一言一
行,
反正都不是真的,股市就可回歸基本面,正常的反應股價。(吳哭笑不得,不知陳在

美或毀謗他)

吳:如果你能選擇的話,你有擁有誰的身體及腦袋?

陳:我要張俊雄的腦袋,我家的貓咪不用腦袋,每天有吃有穿,日子過得舒舒服服
的,
可是它不是行政院長,一個人不用腦袋可以做到行政院長,定有過人之處。

吳:你洗過SPA嗎?

陳:很想,但沒嘗試過,上次去三溫暖每個人都要和我談話。。

吳:陳昇去洗三溫暖,人家都說他的重要部位是「吉娃娃」,不像別人看到我就大呼
「聖伯納」!

陳:喔,我養過"聖伯納",它是大而無當的代名詞。

(接下來的舉例說明讓吳天王啞口無言)

吳:你想要生孩子嗎?有沒有考慮過買精子?我的可以出售喔!

陳:既然可以出售,那你的行情是多少?我們來討論一下,既然是公開的市場,第一

考慮 demand and supply,在外面流通的數量多不多。。

吳:以前比較多,現在逐年遞減當中。

陳:既然供給不算太多,那我們來考慮功能性,多少次才能命中成功?以你過去四個
CASE。。。

吳:我的收費是以命中為標準。

陳:再來是獲利能力。你目前很受歡迎,不表示未來如你特質的人會繼續受歡迎,有

傳統產業,即將被淘汰,不過你看起來還算善良,長得也不難看。。。

吳:那收費一百萬你要不要?

陳:當然好啊,以目前法律規定,只要DNA測試可驗知生父,即有權利分遺產,目前已
知你的孩子四人,再加一人共五個分,你的財產絕對不止五百萬,以投資報酬率而
言,
可是大大划得來。

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作詞 伊藤  俊也
作曲 菊池  俊輔
唄 梶 芽衣子


花よ綺麗と おだてられ
咲いてみせれば すぐ散らされる
馬鹿な バカな 
馬鹿な女の 怨み節

運命(さだめ)哀しと あきらめて
泣きをみせれば また泣かされる
女 おんな 
女なみだの 怨み節

憎い口惜しい 許せない
消すに消えない 忘れられない
尽きぬ つきぬ 
尽きぬ女の 怨み節

夢よ未練と 嗤(わら)われて
覚めてみせます まだ覚めきれぬ
女 おんな 
女ごころの 怨み節

真赤なバラにゃ トゲがある
刺したかないが 刺さずにゃおかぬ
燃える もえる 
燃える女の 怨み節

死んで花実が 咲くじゃなし
怨み一筋 生きて行く
女おんな 
女いのちの 怨み節

http://tw.youtube.com/watch?v=2qOoOD5OElE

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