地元の熊本では小さいときにバス停の前とかで歌ってましたネ。中学生でフジテレビのオーデション番組に合格。担当者から「あなた、ドラマやらない?」と言われ、「歌手になりたいんです」と言ったら、「いろんな意味で勉強になるからね」と事務所も決まらないまま芸能界デビューです。

 当時は子どもだったのでよくわからなかったけど、芦田伸介さんとか久我美子さんとか、すごい顔ぶれでした。

 あるとき廊下で堀威夫さん(ホリプロ創業者)に声をかけられホリプロ入り。桜田淳子ちゃんとのエンゼルハットコンビ…。実はあれ、意図的ではないんです。2人ともオーディションで帽子を被っていて、それが印象的だったのか、デビューしたら2人とも同じような帽子になっていた(笑)。

 結婚したのは23歳のとき。早すぎますか?

 この世界に若くして入った女性は「何か私がひとりの女性として生きている証を残したい」と思うもの。「結婚しよう」という選択肢もどこかで出てきます。

 私は「歌っているから、忙しいから」という言い訳はしたくなかったし、人生に正解とか不正解はない。

 結婚して人気が落ちてしまう可能性もあるかもしれないけど、今しかできないこと、と思ったんです。

 そのころの芸能界では早く結婚するのはいろいろ言われましたが、最近は芸能界もそれを受け入れる時代になってきた。それはいいことですよ。

=つづく

ZAKZAK 2005/12/10
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